YSP河内
大阪府/ヤマハ正規ディーラー

取材協力/YSP河内  取材・撮影/佐藤 瑞希  取材・文/金田 大二郎
掲載日/2015年4月30日
『YSP河内』は、約100坪のショールームにヤマハ最新モデルから厳選された中古車までを豊富にラインナップし、メンテナンスや修理、カスタムにも幅広く対応。“生涯生きがい提供企業”であることをモットーに、オリジナリティのある丁寧なサービスをおこなっている。

INTERVIEW

バイクはお客様と出会うキッカケ
生涯つきあえるショップでありたい

ヤマハ正規販売店で関西最大級の規模を誇る『YSP河内』は、もともと『板倉自動車』の二輪部門として1973年に開業。代表を務める板倉昌さんは、7年前に先代からショップを引き継いだという。異業種からの転身で、バイクの知識もほとんどなかったそうだ。

 

「最初は知らないことだらけで辛かった。自分の代になって離れてしまったお客様もいました。努力を続けるのも厳しく感じていた時に、ひとりのお客様から“YSP河内の人達に出会って生活が楽しくなった”と言ってもらえたんです。そして”バイクに乗るのが生きがいになった”と。本当にうれしくて、思わず泣いてしまいました」

 

このことをキッカケに“お客様に生きがいを提供する”という現在のコンセプトができあがった。バイクはもちろん、人間同士のつながりを大切にするようになったのだ。

 

「理想は、バイクに乗らなくなった人も足を運びたくなるショップになること。バイクのことで褒めてもらえるのは当たり前。もっと生活に密着したカタチでお客様に満足してもらいたい」

 

ユーザーとの窓口になっているのが、セールスを担当する山岸裕輝さん。入社1年目の若手スタッフだが、学生時代から同店のメカニックとしてアルバイト勤務し、その知識と経験を生かした丁寧で適切なアドバイスが好評だ。

 

「代表に“YSP河内の魅力って何ですか?”と聞かれたら、“自分がいることが魅力です”と言えるようになりなさい、と教えられています。“あのスタッフがいるから行こう”と、思ってもらえるサービを心がけてます」

 

バイクを通して人と触れ合うことで、自分自身も成長することができたという。接客はあくまで自然体を心がけ、“バイクが好き”という気持ちを大切にしている。

 

「アルバイトの時は、バイクとばかり向き合っている自分がいました……。メカニックとして悪いことではなかったのかもしれませんが、ショップのやり方とは少し違うかな、って。今はもっとお客様と向き合う気持ちを大切にしています」

 

また、同店はカスタムにも力を入れている。スタッフの清水英治さんは、カスタムアドバイザーとして約10年間勤務しているベテラン。その豊富な経験と知識はユーザーだけでなくスタッフからの信頼も厚い。

 

「私も長年バイクを楽しんできた人間のひとりです。昔に比べると乗る機会は減ってしまいましたが、自分の経験を少しでもお客様にフィードバックできたらいいなと思っています」

 

ユーザーが望むスタイルを実現するため、新作パーツや流行のカスタムスタイルの勉強に余念がないという。代表の板倉さんが考える“お客様目線に立ったサービス”は、同店の制作するカスタムにも体現されているのだ。

 

「お客様にとって一番だと思えるのであれば、社外メーカーのパーツであっても取り寄せるようにしています。これからのバイク業界は品質や技術力ばかりではなく、お客様ひとりひとりの趣味や趣向に合わせたサービスも必要なんだと思います」

PICK UP

徹底したチームワークが生み出す
充実したサービスを紹介!

『YSP河内』の一番の特徴は、「整備力ではなく、店舗力(組織力)」と板倉さんが語る通り、成熟した組織作りに尽力する姿勢にある。総勢11名のスタッフが在籍し、セールスやメカニック、カスタムアドバイザーなど分業スタイルで運営している。それぞれの分野で、プロフェッショナルたちが高いチーム力を発揮。定期的に開かれるミーティングでは積極的に意見交換がおこなわれ、独自のサービスやキャンペーンを生み出している。

 

その内容は、安価で点検整備を受けられる『メンテナンスパック』や、お得な特典が盛りだくさんの『創業祭』など、オリジナリティのあるサービスばかり。また、新たに車両を購入したユーザーの納車の際には、全スタッフが集まって納車式をおこなっているのも魅力だ。記念撮影もおこなわれ、後日手紙入りで郵送される。こうしたスタッフのきめ細やかなサービスが、ユーザーの充実したバイクライフを演出してくれるのだ。

 

“メンテナンスパック”は、3年間で1000件近く申し込みを受けた人気のサービスプラン。点検だけでなく、オイルやエレメントの交換を年に2回することができる。メーカーや購入したショップを問わず対応可能だ。料金は排気量やトランスミッションの違いでコース分けされている。

キャンペーンやイベントは、『かわちっこ』と呼ばれるダイレクトメッセージで定期的にお知らせされる。内容は毎年8月に開催される感謝祭や創業祭をはじめ、ツーリング企画の案内など、お得な情報が満載だ。

1000円ごとに貯まるポイントカードは、10ポイント500円分としてパーツや工賃の支払いに使用可能。来店時やユーザーの誕生月には別途でポイントをプレゼントしており、その貯まりやすさにも定評がある。

誕生月のユーザーにはバースデーカードを送っているという。どんな特典を受けることができるのかは、ショップに行ってからのお楽しみだ。

100坪を超えるショールームには現行モデルはもちろん、カスタムモデルや逆輸入車まで豊富にラインナップ。車両購入後はいつでもサポートができるようにカルテを作成。年数と走行距離に応じた買取保証も付いているので買い替え時も安心だ。

ショールーム内には壁一面のヘルメットコーナーを用意。フルフェイスから、ジェットタイプやハーフタイプまで種類豊富な品揃えだ。別コーナーにはセキュリティグッズやレインスーツも並び、関西最大級の規模を誇る正規販売店ならではの在庫数でユーザーをサポートしている。

ヤマハはサービスにおいて独自の厳しい基準を設けている。サービスマン教育プログラム「YTA(ヤマハ・テクニカル・アカデミー)」や、「YTS(ヤマハテクニカルサービススター店)制度」の認定証は、同店の高いサービス力の証である。

大きなガラス窓が設置され、陽の光が射し込む気持ちのよいショールーム。中央にはバイク雑誌やカタログが用意された休憩スペースが設けられ、訪れるライダーの憩いの場所となっている。スタッフやユーザー同士でバイク談義に花を咲かせることも多いという。

店先に並ぶレンタルバイク用の車両は、現行モデルが常にラインナップされている。最長で1ヶ月間借りることができ、連休や旅行の際に利用するユーザーも多いのだそう。最初の30分間は無料で貸し出しているので、従来の試乗車感覚で乗ることももちろん可能だ。

10同店では広大な整備工場を完備し、車検も手がけている。プランは一連の流れをすべて任せられる『レギュラー車検』と、メンテナンス後に検査代行までをサポートする『ロープライス車検』の二種類を用意。予算に合わせて利用できるありがたいサービスだ。

11ヤマハ発動機の社長を務める柳弘之氏はリーマンショック後、苦しい状況の中だからこそ日本のショップに向き合う姿勢を取ったという。そして2014年4月、全国の数あるショップの中からYSP河内を選び足を運んだ。その時に記念撮影した写真は店内に飾られている。


SHOP INFORMATION

YSP河内

住所/大阪府東大阪市菱屋東3-1-1
TEL/06-6781-1995
営業/9:00-19:00(平日)10:00-18:00(日・祝)
定休/水曜日・第2火曜日
URL/公式ウェブサイトはこちら

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