迫力満点のチャンバーと足周り! インパクト抜群のカワサキ750SS H2

掲載日:2018年10月26日 トピックス    

写真・文・記事提供/絶版バイクス編集部
※この記事は「絶版バイクス vol.26」に掲載された内容を再編集したものです。

迫力満点のチャンバーと足周り! インパクト抜群のカワサキ750SS H2の画像

カワサキトリプルの魅力を引き出す妙味

中型自動二輪免許当時はKH250とZ400FXを所有し、その後、大型二輪免許を取得してからは、愛車もカワサキH2へとアップデートした関谷さん。H2購入時には、ベース車探しから仕上げに至るすべてをゼンシンエンジニアリングへ依頼した。

迫力満点のチャンバーと足周り! インパクト抜群のカワサキ750SS H2の画像

納車当初から現在の仕様へ至る5年間で、愛車H2はカスタム仕様をアップデートしている。GSX-R1100用足周りを流用し、リアサスペンションに至ってはモノショックを採用。ノーマル至上主義とも言える現在の絶版車シーンだが、カスタムマシンに対する憧れや需要は今尚多く、ゼンシンエンジニアリングへは、日本全国からカワサキトリプル系カスカタムファンが集っている。

迫力満点のチャンバーと足周り! インパクト抜群のカワサキ750SS H2の画像

ノーマル車と比べてカスタムH2のフィーリングを関谷さんに尋ねると「ノーマル車の足周りのように、気遣って走ることはまずありません。そこがもの凄く大きな違いだと思います。常に安定したブレーキングが可能なのは嬉しいですし、何よりブレーキコントロールできるのは大きなメリットだと思います。

思い通りに減速できて、思い通りに止まることができるのは、安心ライディングにつながりますよ。エンジンも気持ち良く回してます。全開走行後に不安定になったこともありません。楽しいですよ!!」と関谷さん。

迫力満点のチャンバーと足周り! インパクト抜群のカワサキ750SS H2の画像
迫力満点のチャンバーと足周り! インパクト抜群のカワサキ750SS H2の画像

単なるパフォーマーではないゼンシンエンジニアリング。JD-Sterドラッグレース選手権では最新マシンでチャレンジ始動。シェイクダウンの現在、ゼロヨンタイムは6秒4。「まずは5秒台に入れて、そこからですね」とゼンシン代表の豊島さん。ベースマシンはH2Cベースのプロ仕様。極太スリックが目を引く。最終型H2にKH400最終型カラーリングが違和感無く似合う!!

「このGSX-R1100用の足周りならスイングアームピボットをワイド化せず、ギリギリ何とか組み込むことができます。現代のリッタースーパースポーツ用足周りを望むお客さん向けには、ワイドフレーム加工を新しいメニューにしていますが、正規改造で車検をパスできますので、安心して乗り続けることができます」とゼンシンエンジニアリングの豊島代表。

カワサキトリプルカスタムの中でも、500ccと750ccのH1/H2をベースマシンにしたカスタムコンプリート作りが圧倒的に多いゼンリンエンジニアリング。カワサキトリプルの酸いも甘いも知り尽くした2ストビルダーが、これからもカスタムエンスージャストの期待に応えてくれるはずだ。

GSX-R1100の足周りを移植したカワサキ750SSの詳細写真は次ページにて

こちらの記事もおすすめです

この記事に関連するキーワード

新着記事

タグで検索