Sunday Chop Chicken Race Second(2014/03/30)

掲載日:2014年04月01日 トピックス    

文・写真/STREET RIDE編集部
取材協力/Sunday Chop Chicken Race 実行委員会

早朝からスタッフは入念にミーティング。ちなみに運営は交流のある仲間内で固められるため、結束力はかなりのもの。

バイク乗りにこそ知って欲しい
原点に立ち戻る“大人の遊び場”

街乗りバイクもウェルカムなサーキット走行会、Sunday Chop Chicken Race Secondが、3月30日の日曜日に埼玉県のサーキット秋ヶ瀬で開催された。

前回、大盛況のうちに幕を閉じた同イベントは今年も、「アットホームで、“走る”楽しさに立ち戻る原点の場所」をコンセプトに、多くのバイク乗りにその機会に触れてもらおうと実施された。

当日の天気予報は、所によっては豪雨という中々ハードなものながら、その実、多くの自称晴れ男が集結しただけあって小雨が降る程度でストップ。若干のウェットコンディションではあったが、特別レースへの支障もなくイベントは進行された。

結果的に今年で2回目となるSunday Chop Chicken Raceはベンダーブースなど、より完成度を増して終了。バイク乗りの遊び場然とした“走る”楽しさと、肩肘張ることない草レース的な居心地の良さが変わらず溢れたものであった。

フォトTOPICS(写真点数/23枚)

今回のマスコットボーイ的スタッフ。イベントをスムーズに運ぶよう、各持ち場でクイックに動き回っていたのが印象的。

時間通り朝9時からスタートしたフリーラン。私服はおろかロングフォークと、こうした光景がまた“ならでは”である。

前日入りの主催者を中心に、アウンの呼吸でテンポ良く必要事項が確認されていく。「想い」はひとつなだけに、行動も早い。

今レース一番乗りで車検受付にやってきたのは、AVCCにも参戦するレースフリーク、JOYRIDE SPEED SHOPの西田さん。

順番に車検チェック。久しぶりに会う友人知人との再会には自然と笑みがこぼれる。この雰囲気こそがチキンレースの特徴。

バイクからコースにオイルが落ちないようにお漏らし防止用のティッシュを準備。車検時に車体下にタイラップで留められる。

一般参加者を始め、カスタムショップのビルダーの姿も多く見られた。やっぱりバイク乗りは誰だって走って楽しみたいもの。

普通に走ってても注目を浴びるような車種が何台もサーキットに登場。街乗りバイクが激走することに大きな意義があるわけだ。

見慣れた光景だが、このスタイルのままレースに出走するという衝撃! この手のイベントがもっと増えるのを願うばかり。

右は滋賀県から遥々やって来たレースフリークのBERRY BADS杉本さん。左は東京都杉並区のサイクルジャム奥富さん。

昨年参加したライダーはその楽しさが身に沁みてるので今年も迷わず再戦。ガスを入れるときから既に表情がゆるんでます。

良い、すごく良い! 普段遊んでいるその格好のまま仲間と車検受付に来たかの図。SRもバリッとカスタムが施されている。

ゲート入り口にはスキモノ達がひっきりなしに登場。ピックアップ&バイクほど遊んでる感全開の絵面はありませんね。

金属加工屋のアパッチのスタッフは、昨日の夜初めてエンジンをかけてそのまま来たとのこと。ここではそのノリが正解!

皆、普段の愛車を駆ってご覧のライディング。敷居が低くてフレンドリーだから自然と一体感が生まれ、見てる方も熱くなる。

一人では押せないようなロングフォークで出走するツワモノも。チキンレースでは新旧のみでなくカスタムスタイルも千差万別。

雨のなか会場まで走ってきて、そのまま準備をしてレースに出走。アメリカの片田舎で見られるような理想的な光景が広がる。

東京池袋のM×M×Mはスタッフ総出でエントリー。BOSS自らレースに参戦する、説得力のあるストリートブランドだ。

右からBOOTLEG菊原さん、POSH瀧井さん、THE HIGHEST END斉藤さんと、気心知れた仲間内で運営するため話も早い。

去年、路面に吸い付くかの見事な走りっぷりで観衆を魅了した覇者も自走で参加。見渡せば、生粋のスキモノばかりである。

車坂下MC野呂さんにより出走者ミーティングが開催。実際にコースを走るスタッフの動きに合わせて説明される。

KモデルからナントJDまでがエントリー。この突き抜けたノリになって来ると、もはや雨なんてどうってことないわけだ。

ご存知、生粋のレースフリークであるKRAFTY熱田さんももちろん参戦。ひとたびコースに出れば、走りはさすがの燻し銀。





こちらの記事もおすすめです

この記事に関連するキーワード

新着記事

タグで検索