【EICMA2018】CB650RやCRF450Lラリーなどミドルクラスに注目のホンダブースレポ

掲載日:2018年11月28日 トピックス    

取材協力/Honda, ITA(Italian Trade Agency)  Text&Photo / Ryo Tsuchiyama

【EICMA2018】CB650RやCRF450Lラリーなどミドルクラスに注目のホンダブースレポ

ネオスポーツカフェCB650Rや新CB500シリーズ、CRF450Rallyも登場!
相次ぐ新型車投入に湧いたホンダブースレポート

2018年11月6日からイタリア・ミラノで開催されていたEICMA2018(ミラノショー)。ホンダは初日にカンファレンスを行い、CB650RやCBR650R、CBR500R、CB500F、CB500Xを発表。ミドルクラスセグメントに大量の新型車を投入することを明らかにした。

例年、ミラノショーでは地元ドゥカティと並ぶ最大規模の面積を誇るホンダブースでは、カンファレンスに登場したモデル以外にも注目モデルが並んでいた。アフリカツインの新色やCB1000Rやレブルのカスタムコンセプト、さらにはCRF450Lをベースにしたオフロードファン待望のCRF450 Rallyまで、初お披露目のモデルが数多く展示されていた。

今回は全3回に分けてホンダブースの模様をご紹介する。第一弾となる今回はナンバー付き市販モデルを中心に写真で紹介しよう。

【EICMA2018】CB650RやCRF450Lラリーなどミドルクラスに注目のホンダブースレポ

毎年広大なブースを構えるホンダ。初日からブースは大混雑だった。

【EICMA2018】CB650RやCRF450Lラリーなどミドルクラスに注目のホンダブースレポ

先進性のあるデザインと、巧みな車体パッケージで日本はもちろん世界的にも評価の高いNeo Sports Café Concept(ネオ・スポーツ・カフェ・コンセプト)。【左上】今回初登場となったCB650F。【右上】シリーズ最高峰となるCB1000R。【左下】日本では250cc、欧州では300ccでの販売となるCB300R。【右下】250/300と共通の車体を持つCB125R。走りの質にも定評アリ。

【EICMA2018】CB650RやCRF450Lラリーなどミドルクラスに注目のホンダブースレポ

ミラノショーの直前、10月のパリショーでお披露目されたCB650Rのコンセプトもホンダブースに展示。コンセプトバイク然としたヘッドライトを除けば、次に紹介する市販版CB650Rをカスタムする際には大いに参考になりそうなスタイル。展示車はSCプロジェクト製マフラー、シングルシートカバー、バックスキン調のシート表皮に変更されていた。

【EICMA2018】CB650RやCRF450Lラリーなどミドルクラスに注目のホンダブースレポ

ショー初日、ホンダのプレスカンフェレンスで華々しく登場したCB650R。Neo Sport Café Concept最後発モデルとしてミドルクラスに殴り込みをかけるモデルだ。シリーズに共通する洗練されたイメージはこの650モデルでも車体にしっかり反映されている。

【EICMA2018】CB650RやCRF450Lラリーなどミドルクラスに注目のホンダブースレポ

【左上】Neo Sport Café Conceptシリーズではお馴染みのヘッドライトはリング状にLEDを配置。インパクトある顔つきだ。灯火類はもちろんフルLED。【右上】メーターは小ぶりなTFT液晶パネルを採用。視認性は良好だ。【左下】スリムな車体の中で唯一ボリュームを持たせたタンク。後端の絞り込みを見ると、ニーグリップもしやすいだろう。【右下】CB1000Rと似たデザインのテールランプユニットはLED。ウインカーはランプ下から延びるナンバープレートブラケットに装着されている。

【EICMA2018】CB650RやCRF450Lラリーなどミドルクラスに注目のホンダブースレポ

【左上/右上】エンジンは並列4気筒650cc。現行型CB650F同様に、エキゾーストパイプはかつてのヨンフォアのように美しい4in1の曲線を描く。スペック詳細は明らかになっていないが、Hondaセレクタブルトルクコントロールとアシストスリッパークラッチを装備する。【左下】サイレンサーのデザインもとても凝ったものだ。へたにマフラーを変えるより純正のままが良いと思わせる作りだ。【右下】CB650Fとはスポーク形状が大きく異なるキャストホイールはスポーティなデザイン。

【次ページではCBR650R/CBR500R/CB500F/CB500Xが登場】

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