【バイク足つきチェック】2018年型モンキー125 ABS/人気者が125ccになって復活! フレンドリーさはそのままなのか?!

掲載日:2018年08月24日 トピックス    

取材協力/本田技研工業株式会社  取材・写真・文/バイクブロス・マガジンズ編集部

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長きにわたり愛され続けたホンダのモンキー(Monkey・50cc)が環境規制強化の影響などから2017年に生産終了した。そのモンキーが125ccになりブランニューモデルとして2018年7月に発売! シート高775mm、車両重量107kgの同車を150cm、155cm、175cm、180cmのテスターが足つきチェック。

人気者のモンキーが125ccになって登場!
でも50ccモデルのように足つきはいいの?!

2017年、レトロなデザインと乗ってもいじっても楽しいという車両の個性から、たくさんの人に愛されたホンダのモンキー(50cc)が環境規制強化の影響などを受け惜しまれながら生産終了しました。ですが、人気モデルだけに2018年7月には待望のブランニューモデル「モンキー125(Monkey125)」がお目見え。125ccになり現在の交通事情にマッチする仕様で戻ってきました! 今回はそんなモンキー125 ABSを足つきチェックします。

さて、どんなところが新しくなったのか? ブランニューモデルですから全てが新しいのですが、特に気になるところをチェックしました(詳細な車両レポートやインプレッションは最後にリンクをつけておきますので、そちらでチェックしてくださいね)。まず、モンキー125の開発コンセプトは? というと「アソビの達人」です。50ccのモンキーの特徴だったシンプル、コンパクト、愛らしさなどは受け継がれ、そこに125ccの力強さや扱いやすいサイズ感をプラスした感じ。つまり一番の変化はやはりエンジン。そしてそれに伴った直進安定性や操縦性能の向上といったところでしょうか。

こちらがモンキー125シートの写真。高密度ウレタンを使ったクッション性の良さが特徴です。写真でシートをアップにしていると幅広で大きく、丸いシートに見えますよね。これ、実際のモンキー125を目の前で見ても車体サイズに対してとても大きく感じます。その分快適性が高まっているんですね。もちろんフレームも変わっているのですが、50ccのモンキーとどれくらいシート高が変わったかというと115mm高くなりモンキー125は775mm。それが足つきにどう影響するのかも気になりますね。今回は同じような125ccの車両や50ccのデザインが近いバイクのデータを集めてみました。

比べてみると125ccの中ではモンキー125のシート高は標準。旧モデルと比べてしまうと、かなりシート高は高くなっていますね。車体重量は107kgとこちらも125ccでは平均的な重さと言えそう。また、ここで比較すればシート高も車両重量も標準的ですが、基本的にはコンパクトで軽い車体なので、女の子たちの足つきにも期待ができそうです。

今回は150cm、155cm、175cm、180cmのテスターが足つきチェック! その様子を写真で見比べつつ、それぞれが感じたモンキー125の足つきで気になったところをお伝えします!

こちらが今回の足つきチェック車両、ホンダのモンキー125 ABS。シート高775mm、車両重量107kgになっています。テスターは女性2名、男性2名の4名。

150cmのテスターを横からみてみよう。両足での足つきでもつま先は接地する。本人の感想では「シートが厚めに思えたので足がつくか不安だったけれど、親指の付け根くらいまでは足がついたので、これなら本当に乗って走れそう!」とのことだった。

片足での足つきならばだと150cmのテスターももう少し安定する。接地面積は足裏の1/3くらいまで広がった。

150cmのテスターを真後ろから見た姿。足つきはつま先だけだが、車体が軽いためつま先の接地だけでも車体を自力で支えることができる。

片足ではほんの少し車体が左に傾いているが、腰の位置はそんなにずれていない。

155cmのテスターを横から見た姿。両足での足つきでは足の裏が1/3~1/2ほど接地する。

片足になるとベッタリと全面が接地する。本人は「足着きはすごく良かった! 車体も軽く取り回しもラクラク。思ったよりもサスの沈み込みが良くて驚いた!!」とのことで柔らかいサスペンションも足つきにプラスした様子。

真後ろから見た155cmのテスターの様子。横から見た時と足裏の接地面積は変わらない。車両が小さいかとも思ったが、肘の位置などを見るとと155cmのテスターと車両のサイズはマッチしているように見える。

片足では車体を少し傾け、ベッタリと足裏が接地。車体が軽い分少し傾いてもしっかりと支えていられるし、その分接地面積が増え安定感が増すようだ。

175cmのテスターを横から見た姿。女性たちと比べるとシートの真ん中あたりに腰掛け、足つきの接地面積は2/3程度。見ていても安心できる足つき加減だ。

片足だと足の裏がベッタリと地面につく。「シートが厚くてサスもよく沈みこむ」と言っていた。

175cmのテスターを後ろから見てみる。足つきは問題ないが、車体がコンパクトなので少々ハンドルが下過ぎて遠いようにも見える。

片足時も車体の傾きや腰の位置をずらすことはほぼなく、しっかりと地面に足がつく。

180cmのテスターを横からみてみよう。シートの奥にしっかりと跨り膝を軽く曲げても足の裏が全面接地する。

片足でもゆとりある感じに変化はない。本人の感想は「思ったより車体がでかいです。足つきは良好。ポジションは窮屈な感じはないけど、タンクが小さいのでニーグリップはしにくい。シートの座り心地も悪くない」とのこと

180cmのテスターを真後ろから見た姿。膝、肘、ライディングポジション全てに余裕が見られる。足裏もしっかり全面接地する。

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