【バイク足つきチェック】2018年型スズキバーグマン400 ABS/スカイウェイブが進化! 全面改良された400ccスクーター

掲載日:2018年07月20日 トピックス    

取材協力/スズキ株式会社  取材・写真・文/バイクブロス・マガジンズ編集部

【バイク足つきチェック】2018年型スズキバーグマン400 ABS/スカイウェイブが進化! 全面改良された400ccスクーターの画像

スズキのバーグマン400 ABS。スカイウェイブ400が全面改良されネーミングも新たに登場した。シート高755mm、車両重量は215kgの同車を150cm、155m、160cm、175cmのテスターが足つきチェック。

スズキのラグジュアリースクーター
新型バーグマン400の足つきは?!

高い走行性能とスタイリングで評価を得ていたスカイウェイブ400が国内排出ガス規制の変更受け生産終了。そのスカイウェイブ400を全面改良し2017年の8月4日にリリースしたのがバーグマン400 ABSです。デザインは「バーグマン・クーペ」をコンセプトにしており、スポーツクーペのような車体と機敏な走りをイメージし、快適性を維持してスリムなシルエットに仕上げました。

装備面や車体設計でも大きな変更があり、クッションを20mm厚くすることで乗車時の快適性を上げたシートや、シート下に42Lという大容量収納の確保。また、二人乗りでもパワーに余裕がある399cm3 DOHCエンジンや、15インチに大径化したフロントホイール、さらにはスカイウェイブ400に比べて8kgの軽量化を果たすなど大きく進化しています。また、足つきに関係するところでは、ハンドルとシートの位置関係を見直したり、足元付近を絞ったカットフロアボードの採用で足がつきやすくなるように設計されています。

こちらがバーグマン400のシートです。しっかりとしたバックレストがあり長距離走行でも快適そう。このシートがスカイウェイブ400に比べてクッションを20mm厚くしたもの。さて、今回の比較車両は400ccに近い大排気量のスクーターを選んでみました。シート高などを比べて参考にしてください。

同じような排気量のスクーターと比べてみるとバーグマン400のシート高は低く、車両重量は平均より少しだけ重たそうですね。ただ、足つきがよければ車体を支えやすくなるので、そのあたりのバランスがどうなのかが気になるところ。

今回は150cm、155m、160cm、175cmのテスターがバーグマン400の足つきをチェック! それぞれが感じた感想と共に身長別の写真を見比べて足つきの参考にしてください。

こちらがスズキのバーグマン400 ABS。エレガントなデザインと快適性を兼ねそろえた大排気量スクーターです。シート高は755mm、車両重量215kgです。

150cmのテスターを横から見た姿。かなりシートの前方に腰かけているものの、両足のつま先が接地。テスターも「スタンドも自分ではらうことができたし、足の親指の付根まで足がついているので車体も支えられます」と言っていた。

片足だと同じつま先だけの接地でも、もう少し接地面積が広がる。シート前方に腰かけていればハンドルまでの距離も問題ない。

真後ろから150cmのテスターを見てみる。いつもの足つきチェックよりも車体が大きく感じる。つま先は接地しているが、少し腕の位置が上がっている印象。

片足だと少しだけ車体が傾くが、しっかり自分で支えられる。やはり肘があがっていてハンドル位置が高いように見える。

155cmのテスターを横から見た姿。足裏の半分程度が接地。150cmのテスターよりシートへの跨り位置も深い。

片足での足つきでは、足裏がべったりと接地。本人は「ビッグスクーターによくある張り出したステップだと足つきが悪いけど、今回はその足つきの悪さがない!」と足つきがよく感じたようだ。

155cmのテスターを真後ろからチェック。両足とも1/3程度の足つき。肘にはゆとりがあり、ハンドルまでの距離も問題なさそうだ。

後ろからみた片足での姿。体の位置は左側にスライドしているが足裏の接地面積は広がっている。

160cmのテスターを横からみてみよう。足の裏は1/3~半分ほど接地する。テスターの感想は「シートが座り心地がいいので疲れにくそう。車体がワイドでバランスがとりづらい気がする」とのことだった。

片足でも足裏の接地面積はそんなに変化がない。ハンドルまでの距離は問題なく、肘にもゆとりがある。

160cmのテスターを後ろから見た姿。足裏の接地は1/3ほど。肘は下がっていてハンドルの高さや距離はちょうど良さそう。

片足での足つきでは体の中心がずれるが、両足のときより少し足裏の接地面積が増えている。車体の傾きない。

175cmのテスターを横から見た姿。しっかりシートの奥に跨り、足つきは半分程度。膝も曲がっていて、少しゆとりがありそう。

片足だとベッタリと足の裏全面が接地する。本人いわく「車体が大きく見えたけれど、跨ってみると重い感じはしなかった」とのこと。

後ろから175cmのテスターを見た様子。接地面積は半分~2/3程度。

後ろから見ても片足だと足の裏が全面接地している。車体の傾きや腰の位置のずれもない。

<写真上>160cmのテスターがシートに深めに跨っても、ハンドルを握ると体が前傾してバックレストに寄り掛かることができない。<写真下>175cmのテスターはハンドルを握ってもしっかりバックレストに身体を預けられた。

こちらの記事もおすすめです

この記事に関連するキーワード

新着記事

タグで検索