掲載日:2018年06月26日 トピックス
取材協力/トライアンフ モーターサイクルズ ジャパン 取材・写真・文/バイクブロス・マガジンズ編集部
トライアンフのStreet Triple RSと比較すると45mm、Street Triple Sと比べても30mmも車高が下がっているStreet Triple R Low。サスペンションの変更で乗りやすさと足つき性に考慮した同モデルは、シート高780mm、車両重量166kg。
トライアンフがパワー、車重、ハンドリング、ルックスなど、すべてにおいて自信を持って世に送り出した、Street Triple(ストリートトリプル)シリーズ。ラインナップはシリーズ最高峰のStreet Triple RS(ストリートトリプルRS)、スタンダードモデルStreet Triple S(ストリートトリプルS)、そして今回足つきチェックをしたStreet Triple R Low(ストリートトリプルRロー)の3タイプになります。Street Triple R Lowはサスペンションの変更で前記した2モデルよりもシート高が30mm~45mm低く設定されており、足つき性の良さと乗りやすさを重視したモデルだということで、今回の足つきチェックは女子でもラクラク?! と期待は膨らみます。
このStreet Triple R Lowがどんなバイクなのかというと、新設計された排気量765ccの水冷DOHC12バルブ並列3気筒エンジンを搭載し、ロード、レイン、スポーツ、ライダーという4つのライディングモードを用意。調節可能なSHOWA製のサスペンションも装備され、ハイパワーと俊敏な動きを兼ねそろえたストリートファイターです。これはサーキットもワインディングも楽しめそうなバイクですね!
こちらが気になるシートの写真。ぱっと見るとシートが薄そうに見えますが、跨ってみると柔らかくフィット感の高さが印象的でした。シート先端は細く絞られていて、ここも足つきがよくなりそうなポイントです。今回のシート高や車両重量の比較車両はタイプが似ているミドルクラスのバイクを何車種かと、Street Triple RSを調べてみました。参考にしてみてください。
【比較的似ているタイプの車両のシート高】
こうして比べてみるとStreet Triple R Lowのシート高はかなり低め。そして車両重量は飛びぬけて軽い印象です。ミドルクラスのバイクですから166kgでも「軽い!」とはならないでしょうが、それでも足つきが良さそうで軽いとなれば、乗りやすさに期待できますね。
今回は160cm、175cm、180cmと3名のテスターが足つきチェック! その様子を写真で見比べつつ、それぞれが足つきで感じた感想や気になったところをお伝えします!