【バイク足つきチェック】2018年型ハーレー SPORT GLIDE 足つきは良好?! シート高680mmのスポーツグライド

掲載日:2018年05月01日 トピックス    

取材協力/ハーレーダビッドソン ジャパン  取材・写真・文/バイクブロス・マガジンズ編集部

【バイク足つきチェック】2018年型ハーレSPORT GLIDE 足つきは良好?! シート高680mmのスポーツグライド

シート高680mm、車両重量317kgのハーレーダビッドソンSPORT GLIDE。昨年の12月に販売を開始したソフテイルファミリーのニューモデルを足つきをチェック!

足つきはとても良さそうなSPORT GLIDE
ただ、車体の重さがかなり気になる!

今回は、初のハーレーダビッドソン車両を足つきチェック! 跨ったバイクは、2017年の11月にミラノショーに展示され、国内では2017年12月に販売開始になったソフテイルファミリーのニューモデル「SPORT GLIDE(スポーツグライド)」です。足つきチェックとはあまり関係ありませんが「おおっ!!」となったのは、簡単に取り外せるフェアリングとパニエ(側面バッグ)を装備していて、ベーシックなクルーザースタイルにも変身できしてしまうこと。色々なシチュエーションで乗ることを考えていていいなぁ~と思ったわけです。

そんな、簡単に身軽なスタイルに変身できるSPORT GLIDEですが、今まで足つきチェックで跨ってきた車両とは大きさや、排気量がかなり違います。だって、排気量は1,745cc(107ci)もあるんですよ。パワフルですね~。新エンジンのミルウォーキーエイト107と新設計のリジッド型ソフテイルフレームを搭載していて、車両発売時のリリースでは「街乗りにも、長距離クルージングにも最適なファクトリー・カスタム・クルーザー」という文字が大きくアピールされたバイクなのです。

とても高級感のあるシートで、フィット感やホールド性も高そうです。シート高は680mmと低く、車両重量は317kg。今回の比較車両データはスポーツテイストを持つVツインクルーザーのバイクという視点で選んでみましたので参考にしてください。

排気量も大きく、長距離をツーリングするのが楽しそうなバイクばかりです。シート高も低めのものが多いですね。ただ、やはりどのバイクも車両重量は重めです……。

今回は160cm、175cm、180cm、3名のテスターが実際に跨って足つきチェックをしましたので、身長別の比較写真や自分の身長と比べて参考にしてみてください!

身長160cm、175cm、180cm のテスターが足つきチェック! シート高は680mmと、とっても低め。これならば足つきバッチリ?

まは160cmのテスターから。両足では足の裏が全面接地まではいかないものの、8割程度は接地している感じ。

片足ならばもっと足の接地面が増えるかと思いきや、テスターは「ステップが遠くて、足がどちらも伸びてます!!」とコメント。着座位置も前に寄ってますね。

160cmのテスターを真後ろから見てみる。こちらも右足は全面接地しているものの、左足は半分程度。「車両が重いので自分で車両を起こせないかも……」と。

片足での接地。後ろから見た時には片足が全面接地するものの、右足が「ギリギリフットブレーキが踏めない。つま先が届いているだけですね……。ハンドルもちょっと遠いかなぁ」な状態に。

175cmのテスターが跨って両足をつくと、しっかり足がつく。腰かけている位置も深め。

片足も問題なく足の裏は全面接地。テスター曰く「足つきは加減は良好で、抱え込むようなハンドルは持ちやすいくて丁度いい」とジャストサイズな印象。

175cmテスターの真後ろから見た様子。こちらも全く不安を感じない。もちろん片足でも全面が接地した。

180cmのテスター。横から見てみると足の裏が全面接地するだけなく、膝が曲がり腕の位置にもゆとりを感じる。

片足も全く問題がない。「ステップは少し遠い印象があるけれど、ハンドルポジションがすごくいい」との感想だった。

片足での足つきももちろん全面接地。着座位置も深く安定している。

今回160cmのテスターで分かったのは、両足接地時に足つきがよくても、バイクによってはステップが遠く、乗りづらい可能性があるということ。180cmのテスターと比較した写真を見ると、160cmのテスターはエアクリーナーケースに膝があたり、足をギリギリまで伸ばしてもフットブレーキが踏めない位置にしか足を置くことが出来なかった。

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