【バイク足つきチェック】2018年型スズキSV650X ABS シートやタンクの形状が女子たちの足つき率をアップする?!

掲載日:2018年03月02日 トピックス    

取材協力/スズキ株式会社  取材・写真・文/バイクブロス・マガジンズ編集部

【バイク足つきチェック】2018年型スズキSV650X ABS シートやタンクの形状が女子たちの足つき率をアップする?!の画像

シート高790mm、車両重量197kgのSV650X ABS。ベースとなるSV650 ABSをカフェレーサーにしたビジュアルが印象的。

前傾姿勢のカフェレーサーSV650X ABS
足つきと上半身の乗車姿勢どちらも気になる!

2018年1月26日にデビューしたSV650X ABSは、Vツインエンジンを搭載したロードスポーツバイクのSV650 ABSをベースにセパレートハンドルやヘッドライトカウル、タックロールシートを採用して個性的なカフェレーサースタイルに仕上げた1台。今年発売されたばかりの車両だけあって、見た目はレトロでもエンジンや車体にはスズキの最新技術が採用されているので「ネオレトロ」と呼ばれるにふさわしい車両になっています!

では最新装備ってどんなものかというと、水冷90°V型2気筒のエンジンを搭載し、発進時や低回転の走行時にエンジンの回転数をわずかに上げて走行の手助けをするローRPMアシストの採用で市街地走行での操作性がUP。プリロード調整式のフロントフォークやABS、スタータースイッチをワンプッシュするだけでエンジンが始動するスズキイージースタートシステムも付いているのです! さらにニュートラル時はクラッチレバーを握らなくても始動が可能となりライダーに優しい機能が満載ですね!

【バイク足つきチェック】2018年型スズキSV650X ABS シートやタンクの形状が女子たちの足つき率をアップする?!の画像

シートは写真でご覧の通り先端はかなり絞ってある印象。ではSV650X ABSと似ている車両のシート高&自車両重量のを数値で比較してみましょう。

ベースとなったSV650 ABSよりも5mmシートは高くなっていますが車両重量は同じ。他カフェレーサースタイルのバイクと比べるとシートは低めで車体が重めですね。

いつものように150cm、155cm、160cm、175cmと4名のテスターが実際に跨って足つきチェックしてみましたので、身長別の比較写真や自分の身長と比べて参考にしてみてください!

身長150cm、155cm、160cm、175cm のテスターが足つきチェック! SV650X ABSの足つきはいかに?

まずは150cmのテスターから。残念ながら両足での接地は厳しい様子。しっかり両足が浮いてしまう。ハンドルも遠そうだ。

片足だと足の指の付け根あたりまでは地面につく。ただ足はついても「すごく前傾姿勢になって、タンクがみぞおちに当たる」と上半身の姿勢が辛そう。

片足がついた状態を真後ろから見てみる。腰の位置をずらせば自力で立っていられる。「シートが細いから停止している状態なら足がつきやすい」そうだ。

155cmのテスターは両足ともつま先なら着く状態。かなり前傾姿勢だが「どんな走りか気になるから走らせてみたい」と興味津々だった。

片足接地時は足が半分ほどつく。「シートとタンクの位置と形状が絶妙だから、いいポジションが勝手にとれてる!」と乗りやすそうな感じ。

両足の足つきを真後ろから見た姿。足つきはつま先のみだが、見た目より安定感がありバランスがとりやすそう。

片足だと少し車両が傾く。足つきは半分ほど。この時も「足がすっと真下に降ろせるし、ステップの位置が自然だから足を乗せやすい」と155cmのテスターとSV650Xの相性は◎。

160cmのテスターの両足つき。両足が1/3ほど接地する。こちらも「足がつきやすい気がする」との感想。腕にも余裕が出てきた。

「シートが細くて足がしっかりついている気がする」と言っていた片足接地時。実際はこの時半分ほどしかついてないが、ぐらつき等は一切なし。

160cmのテスターを真後ろから見た姿。肘が少し曲がってハンドル操作に余裕が出てきている。また足がいつもより車体に近い位置に降りている。

腰の位置が大分ずれているが片足がべったり接地した。「足つき撮影になれてきて、安定感があるバイクだと腰の位置をずらすのも怖くなくなった」のも一因。

175cmのテスターは両足でも8割方足がついている。安定感もあり「ちょーかっこいい! カフェレーサースタイルだけど全体的に乗りやすそう」と余裕のある感想。

片足ならば、べったりと足がつきこちらもしっかり安定している印象。ただ、「シートが少し薄いかも。長時間乗るとお尻が痛くなりそうな気も……」と。

真後ろから見た姿。これだけ足がつき、腕に余裕が感じられれば全く問題はなし。

片足でも車両も傾かず、べったりと接地。「セパハンだけどハンドルを持ってキツイ印象はない」と乗車姿勢とのバランスも良さそう。

こちらがシートの先端が細くなっているのが分かりやすい写真。155cm、160cmのテスターが「足が出しやすい、足を出す場所がストンとハマってラク」と好印象のシート形状。

ハンドルを思いっきりきると車体と手が接触ギリギリになるところがちょっと不安要素。写真を見てもらえばわかるように本当にギリギリだ。

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