次世代の二輪部品見て触って体験しよう!【東京モーターショー2017/部品メーカー速報#02】

掲載日:2017年10月27日 トピックス    

取材協力/東京モーターショー2017  取材・写真・文/バイクブロス・マガジンズ

モーターショーでは各部品に精通する
プロフェッショナルなブースを見逃すな

東京モーターショー2017(TMS2017)の一般公開がいよいよ明日2017年10月28日(土)から始まる。トヨタや日産、スバルやマツダなどが注目される日本最大の車見本市だが、ここは二輪メディアらしく『バイク』にスポットを当てて二輪部品メーカーに着目してみた。

第一弾の記事とあわせてチェックしてもらい、11月5日(日)まで開催される東京モーターショーへ出掛けてみてはいかがだろうか。

01開始早々テーマから逸れてしまうが、ブリジストンブースで参考出展されているAir Free Concept。自転車用のタイヤなのだがチューブは無く特殊形状のスポークで荷重を支える仕組みとなっている。

02実際にペダルの感触も体験できる。近い将来、この技術がバイクにも活用されパンクレスタイヤが登場する日が来るかも?

032017年の全日本ロードレース選手権J-GP2クラスにフル参戦している村瀬健琉選手(ミクニ テリー&カリー)のマシンが迎えてくれる、エンジンコントロールユニット(ECU)や電子制御スロットルボデーを製作するミクニの出展ブース。

04スロットルバルブの開閉を電子制御し、出力チューニングを行う二輪車用電子制御スロットルボデー。写真はカワサキH2/H2Rに搭載されているもの。

05BOSCHブースでは、スマートフォンと連携可能な開発中のメータークラスター「インテグレーテッド コネクティビティ クラスター」が展示されていた。ナビ機能はもちろんのこと、コーナーの情報や、路面状況を後方を走る車両に伝達するなど様々な情報をやり取りできるデバイスだ。

062017年マン島TTレースの電動バイククラスで優勝を飾った無限の「神電 六」がディスプレイされるNISSINのブース。神電 六にはNISSINのブレーキシステムが搭載されている。

07ハーレーにもブレーキシステムをOEM供給するNISSIN。フロントキャリパーと、ブレーキマスターシリンダーはクロムメッキで仕上げられ、ラグジュアリーさがプラスされている。

08エクセディブースには、MotoGPに参戦するM.ビニャーレス選手(Movistar Yamaha MotoGP)の展示車両が置かれていた。エクセディ製の乾式クラッチが搭載されており、M.ビニャーレス選手の走りを支えている。

09量産車両でよく搭載されている湿式多板式クラッチの分解展示。普段あまり開けることのないクラッチ内部の機構を詳しく見ることでき、湿式多板式クラッチのカットモデルや説明POPが一緒に展示がされていた。

10二輪ハンドルスイッチで高いシェア誇る朝日電装の出展ブースでは、Bluetoothで接続するスマホコントロールユニットが展示されていた。操作性を考慮して、スイッチの大きさや配置も考えられている。

11エンジン始動や、ハンドルロック、燃料キャップ開閉をスマートキーで行う車両も増えてきつつあるが、朝日電装もそうした機構を手掛ける部品メーカーだ。写真は電動ステアリングロックで、ほかにはタンクキャップやメインスイッチが参考出展されていた。

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