モト・グッツィV9 Bobberの国内仕様を発表

掲載日:2016年07月06日 トピックス    

写真・文/バイクブロス・マガジンズ編集部  取材協力/ピアッジオグループジャパン

創業95周年の節目に
V9 Bobberがリリース

イタリア最古のオートバイメーカー、『モト・グッツィ』。今年で創業95周年を迎える同メーカーは、モト・グッツィのスピリットを最も純粋に具現化したという『V9 Bobber(ブイナイン・ボバー)』をリリースする。ここで国内仕様が発表されたプレスプレビュー(メディア向け内覧会)の模様をご紹介しよう。

7月5日(火)、渋谷区代々木の代々木VILLAGE内Music barにてプレスプレビューが開催された。今回は昨年2015年のイタリア・ミラノ国際モーターサイクルショー(EICMA)で初披露されたV9 Bobberを遂に国内上陸させるとあって、モト・グッツィブランドを傘下に置くピアッジオグループジャパンのフランチェスコ・ファビアーニ社長自らがプレゼンテーションを実施。モト・グッツィ渾身の最新作ということで、国内市場における期待と自信のほどが伺える内容であった。

また今回は、スクランブラースタイルの新型 V7 II STORNELLOとV7 II Racerも展示。普段は音楽愛好家が集いアルコールを楽しむ上質な空間のなかで、ひと際見る者を惹きつける存在感を放っていた。

車名の通り、無駄なパーツを極限まで排してスタイリングをバランスさせたV9 Bobber。95周年の節目でリリースするモト・グッツィの自信作は全国のモト・グッツィ正規販売店で先行受注を開始し、7月下旬に発売・納車予定となっている。(希望小売価格:124万8,000円 税込)

フォトTOPICS(写真点数/10枚)

01外装はクロームメッキやグロス仕上げを排してマットブラックで統一。エンジンはV型2気筒、新開発の排気量853cc 4ストローク2バルブ縦置き空冷90°を搭載する。

02タンク、フロント・リアフェンダーにイエロー(マットレッド)のグラフィックディテールが施される。ABS、トラクションコントロール(MGCT)を標準装備し安全性も抜かり無い。

03新設計のスチール製ツインチューブクレードルフレームで重量配分を最適化。フロントサスは長めのストローク長(130mm)を持ち、リアはプリロード調整可能のツインショックを搭載。

04座り心地に配慮したシート高はわずか770mm。足付き性の良さのみならずコントロール・ライディング性能の高さも実現する。

05マフラー内部は2層構造となり、空気口を設けることで放出熱を冷却。それにより外側表面を保護している。

06ハンドルは低めに設定したドラッグバーでスポーティーな前傾姿勢を形成する。タンクはティアドロップ型となる。

07フロントタイヤは130/90-16のファットタイプ。320mmのスチールディスクにBrembo製対向4ピストンが付く。

08モト・グッツィを傘下に置くピアッジオグループジャパンの代表取締役フランチェスコ・ファビアーニ氏自らがプレゼンを行った。

09社長に続いてマーケティングマネージャーの中根さんが記者を前にV9 Bobberおよび、モト・グッツィの詳細を説明した。

10目玉のV9 Bobberのほかに、スクランブラースタイルの新型 V7 II STORNELLOとV7 II Racerも展示された。

こちらの記事もおすすめです

この記事に関連するキーワード

新着記事

タグで検索