ライダーが自分の記録を割り増し申告してしまうのはなぜ?

ライダーが自分の記録を割り増し申告してしまうのはなぜ?

掲載日:2009年05月18日 ライダー考現学    

読者からの質問

ライダー仲間と雑談しているときに感じたのですが、ツーリングなどで走った距離や出した速度を微妙にごまかす人が多いように思います。正直なことを言えばいいのに、わざわざ割り増し申告するのはなぜなのでしょうか。

茨城県 ツイントリップさん(ヤマハ WR250R所有)

 

ライダーが自分の記録を割り増し申告してしまうのはなぜ?

 

一見実直に見えるようでも、「本当は180kmしか走っていないけど、本気になれば200kmは行けたから申告する数値は200km」といった微妙な虚偽申告をするライダーは意外に多い。「東京~大阪を6時間で走ったぜ!」と言いながら、ちゃっかり休憩時間をカウントしないといった高等テクニックを織り込む者もおり、いずれもキャンプサイトの自慢大会でよく見られる。正直に言っても大差はないのについお手盛りしてしまうこの行動の裏には、ライダーなりのココロのゆらぎがあることを我々は知ってくべきだろう。

 

基本的に、ライダーとは見栄っ張りな人種だ。クルマのように内側にこもらず、自らを外界にさらすバイクに乗っていることから分かるように、「自分を見て欲しい」という欲求が強い。そんな人種が集まる場においては、より自らに注目を集めるため過剰申告するという愚を犯してしまうことがある。しかし、見栄っ張りであるのと同時に自尊心が高いのもライダーの特徴。一時の見栄のためにプライドを売り渡すかどうか常に自らの中で逡巡しており、その結果導き出されるのがこの「微妙すぎる増量」なのだ。焚き火を囲んで交わされるエピソードの裏には、理想とする生き様と現実の狭間で揺れ動く自尊心が導き出した『苦渋の決断』がある。とはいえ、あからさますぎる増量はライダーとしてのプライドを失い暗黒面へ堕ちた証明。それに対しては、彼のためにも冷静に突っ込んで差し上げることをおすすめする。

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