ファッション講座

ファッションチェック 2007年12月編

掲載日:2007年12月18日 ファッション講座    

デビルアロー綿秡の
ストリートファッションチェック

バイクで気持ちよく走るのが難しくなってきたこの季節。オシャレしたいけど、寒いからどうしてもモコモコ着ちゃいますよね。そんなときには巷でウワサの電熱ウェアを検討してみるのもいいかもしれません。丸々と着込むのは安全面でも問題ありますし、いくら着ても寒いものは寒いですからね。とまぁグチはこれくらいにして、今月もファッションチェックいってみましょう!

チェックバー
イメージ

アイテムの組み合わせで
清潔感を演出したのが○

天明 季秋さん(28)/会社員
BMW Motorrad R1200C

綿秡アドバイス

カモフラージュ柄のカーゴパンツは一歩間違えると泥臭い印象になりがち。天明さんの場合、レザーブルゾンやスニーカーで上手くコーディネイトし、清潔感を出しています。また、ブラウン系のカラーで統一しているため、バイクのカラーリングとの相性も○ 1点1点アイテムのサイジングもバッチリと言うことなし!

▼Item List

イメージ

●写真左:ヘルメットで乱れた髪をカバーするのに欠かせないヘッドウェア。ちなみにヘッドウェアは、その日のコーディネイトで選択できるくらい、形やカラーを数種類持つのが理想。間違ってもバンダナはNGですよ(笑)。●写真中:春・夏・秋とアウターとして着ていたトラックジャケットを、冬の防寒対策としてインナーにコーディネイト。スウェット素材のアイテムは気回しが効くため、ライダー必携です。ただ今回のレイヤードスタイルも悪くないのですが、ブルゾンのファスナー×トラックジャケットのファスナーが煩く少し気になります。インナーはファスナー無しの、プルオーバーの方がスッキリ見えるでしょうね。●写真右:清潔感あるホワイトカラー系のスニーカー。足元にも気を遣っているのに好感が持てます。今季はどこか1つ、アウトドアアイテムを取り入れた大人っぽい着こなしが人気ですから、マウンテンブーツを履かれるとさらにオシャレ度がUPしますよ。

チェックバー
イメージ

定番スタイルに
アクセと暖色でアクセント

古川 正さん(42)/会社員
Harely-Davidson FXDL

綿秡アドバイス

ハーレー乗りには定番といえる、ダブルのライダースにデニム、エンジニアブーツのコーディネート。ただ定番ながらも、インナーには暖色カラーのロンTにチェックシャツをレイヤードし上手く個性を出しています。インナーシャツのボタンを全部留めず、ベルトのバックルを見せてウエストにポイントを置くのも上手いですね。

▼Item List

イメージ

●写真左:ホワイトカラーのフレームが洒落たサングラス。全身のコーディネイトの中で、いいアクセントになってますね。光の加減で色が変化する調光レンズ使用した物らしいですが、バイク乗りには重宝するサングラスです。私も1点欲しいですよ。ニットCapもイイ感じです。●写真中:ボリュームあるペンダントトップとネックレスのチェーンの太さの絶妙なバランスに注目! アクセサリの使い方は実にいいですね。ただ、インナーのチェックシャツの裾がライダース・ジャケットから出てしまっているのが惜しい。デニムにインした方がスッキリ見えたかもしれませんね。●写真右:シルバーアクセサリーショップ「CHAPTER ONE」のオリジナルウォレット&ウォレット・チェーン。ウォレットはエイ皮と牛皮のコンビ、ポケットから見えるアイアンクロス・コンチョの存在感がGOOD。ウォレット・チェーンはシャープなイーグルビーク(鷲のくちばし)がモチーフ。どの角度から見てもスタイリッシュかつ印象的です。まさにファッションコーディネイトのスパイスになるアイテムですね。

チェックバー
イメージ

トレンドから外れるのは
リスクが非常に高い!

平野 高伸さん(37)/会社員
Harley-Davidson FLSTC

綿秡アドバイス

パッを見て気になるのが、ウェアのサイジング。ブルゾンの身幅、袖幅、着丈等、全体に大きく感じます。今のトレンドはタイトシルエットですので、意識したいところ。服は、体型が変わらなければ、何年も着用できますが…流行があるので、そこから外れると“昔の服”な印象が出てしまい損です。そこを意識するだけでグッと変わりますよ。

▼Item List

イメージ

●写真左:アウターが無地でシンプルなため、インナーTシャツはプリントや柄が入った物がいいでしょう。かなり派手な物でもインナーならアクセントになりますから。●写真中:ウエストバッグはバイク乗りにとって、便利なアイテム。各ブランドから数多くリリースされてますので1種類だけ持つのではなく、その日のコーディネイトで色や大きさの異なるバッグを使い分けることをオススメします。●写真右:革小物はカラーを合わせるのが基本です。平野さんもウエストバッグとブーツをブラックで合わせているのは○ デニムのレングスもイイ感じです。

チェックバー
イメージ

ハーレーだからこその
ブラックカラーコーディネート

唐木 淳さん(41)/歌手
ウェブサイト
Harley-Davidson FXSTB

綿秡アドバイス

全身ブラックカラーのレザーアイテムでコーディネイトし、バイクもブラックのナイトトレインと徹底してます。全身レザー&ブラックだと怖い印象を与えかねないのですが優しい顔立ちのため得してますね。ただこのコーディネートはバイクから降りると、やや浮き気味になるので気をつけてくださいね。

▼Item List

イメージ

●写真左:レザージャケットを着ると、インナーTシャツのプリント(柄)は見えませんよね。Teeシャツが無地に見えて寂しいですから、ネックレスがアクセントになってイイ感じです。個人的な感想ですが、今回はワイルドなコーディネートながら、ネックレスが少し女性らしい印象。もう少しボリュームがあってもいいと思います。●写真中:インナーTシャツのバックに“クロス”プリント。これがフロントにあったらレザージャケットのファスナーを開けた時に“クロス”が見えて良いアクセントになったかも。●写真右:全身すべてをブラックカラーで統一と徹底しているのであれば、ウォレットケースもブラックカラーが良かったかも。ウォレットコードもブラックカラーですし。

チェックバー
イメージ

オレンジカラーを取り入れて
レザーでもガチガチ感がない

横川 政幸さん(41)/自営業
Harley-Davidson FXSTS

綿秡アドバイス

こちらもアウターはレザージャケットとデニム、パーカをレイヤードでコーディネイト。ちなみに、このハーレ純正のレザージャケットは70年代の古着だとか…オレンジがインパクト大ですね。レザージャケットを着ても“ガチガチ感”がなく、レイヤードしたパーカがカジュアル感を演出。街着でも良さそうなコーディネイトです。

▼Item List

イメージ

●写真左:無地のインナーでは寂しいですから、ネックレスを着用すればアクセントになりますね。●写真中:ショート丈のジャケットの場合、インナーの丈は十分気を付けたいポイントです。このようにインナーが出ているとスタイルがスッキリ見えません。インナーにシャツを着用する時も同様に、裾が出ないように注意したいですね。●写真右:今季流行のマウンテンブーツ。素材ミックスでしつらえたデザインが秀逸。エンジニアだとハードに見えますが、これだとレザージャケットを着てもハードさはなく、レイヤードしたパーカと相性がイイんですね。

こちらの記事もおすすめです

この記事に関連するキーワード

新着記事

タグで検索