lesson3/フロントアップ失敗事例その2

掲載日:2017年05月24日 オフロードライテク講座    

講師/小林直樹  画像提供/ガルル編集部

みんな一度はやってみたい フロントアップ・パーフェクト・マスター

lesson3/フロントアップ失敗事例その2

体を引いたときに利き腕に力が入り
結果的にハンドルが切れてしまうケース

失敗しなければ、それすなわち成功となる。ということで、小林師範に教えてもらった4つの失敗要因から、ふたつめの事例「ハンドルが切れてしまう」状態をご紹介しよう。

バイクは、ハンドルが切れた方向に傾いてしまう特性がある。さらに、ハンドルが切れた状態で着地した場合はバランスを保てずに転倒のリスクも高い。ハンドルが切れてしまうのは、体を後ろに引く時に利き腕に力が入りすぎてしまうことが原因だ。さらにバイクが直立でない状態でフロントアップを試みていることの証でもある。

まずは、真っすぐアプローチすることが重要であり、真っすぐアプローチするためには、ハンドルではなく、ステップの踏み換えでバランス修正できるようになる「ステップバランス」を身に着けることが大切となってくる。

(ステップバランスについても後日解説予定)

lesson3/フロントアップ失敗事例その2

失敗例の撮影のために小林師範は向かって右側のステップの踏み込みが浅い状態だ。

lesson3/フロントアップ失敗事例その2

利き腕で力んだ状態でハンドルが曲がり始めている。

lesson3/フロントアップ失敗事例その2

こうなると、フロントをアップさせるよりも左右のバランスに注意が行ってしまう。

lesson3/フロントアップ失敗事例その2

フロント着地時にハンドルが切れていれば、転倒のリスクも高くなる。

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