東京都「二本竹林道+二本竹林道支線 ~ 林道横沢・小机線」

掲載日:2011年12月02日 林道ツーリング情報局関東エリア    

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開削完了を夢見ながら 西秩父の双耳峰 二子山麓を巡る

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舗装された「林道西の入ホオバ沢線」から分岐する、開設中の「林道北大久野(台沢)線」。尾根に沿うように山肌を走る、明るくフラットな道だ。間坂あたりまでの開削からみて、秋川街道から伸びる道に繋がるのだろうか? 楽しみだ!

埼玉県飯能市街地から県道193号で、東京都青梅市に入る。車も少なく快適にバイクを走らせ県道194号との交差点に差しかかる。この交差点を直進してすぐの右に上がっていく道を(分岐①)行く。道なりに0.9kmで、鮮やかな緑の茶畑がある「二本竹林道」に着く。石積された畑跡が残る道は、少し走ると行き止まりとなる。分岐する「二本竹林道支線」も行き止まり。

成木地区は石灰の産地として有名で、江戸城改修に必要な石灰を運ぶルートだった吹上峠には、新吹上トンネルが開通。このトンネルを抜け宮ノ平駅前を経由、県道251号にある梅ヶ谷峠を越え、大久野病院の入口手前にある分岐③を左折する。舗装路からダートになり「林道風巻入線」が始まる。分岐する「林道石原沖線」もそうだが、杉林の山肌をさらりと走れる林道だ。

梅ヶ谷峠の手前まで戻り、日の出資機材センターの角、分岐④から始まる舗装の「林道西の入ホオバ沢線」へ進む。すると、途中にある乗馬クラブで可愛い2頭の馬が遊んでいた。

開設中の「林道北大久野(台沢)線」は、フラットなダートを楽しめる。木の間からは青梅方面の山並みも見える。しばらく走っていくと、平将門が馬で駆け登ったという伝説が残る間坂がある。そのあたりでUターンし、分岐⑤へ向かった。

その後、秋川街道を南下、「林道横沢・小机線」を分岐⑦から入る。森を抜けると湿地が広がっていた。歩くスピードでバイクを走らせると、心安らぐ風景とせせらぎを楽しんだ。

入口のゲート先にある「閉める事」の看板にしたがい、「林道風巻入線」に入る。竹林を過ぎると、「林道石原沖線」の分岐がある。ここから先は、土のピストが薄く見えるほど下草が茂っているが、路面は悪くない

入口のゲート先にある「閉める事」の看板にしたがい、「林道風巻入線」に入る。竹林を過ぎると、「林道石原沖線」の分岐がある。ここから先は、土のピストが薄く見えるほど下草が茂っているが、路面は悪くない

「林道横沢・小机線」の分岐⑧のそばにある「大悲願寺」。本堂、観音堂、仁王門天井絵などの文化財を所蔵し、「木造阿弥陀三尊像」は国の重要文化財に指定。可憐な白い花を咲かせる白萩の名所で、見頃は秋となる

「林道横沢・小机線」の分岐⑧のそばにある「大悲願寺」。本堂、観音堂、仁王門天井絵などの文化財を所蔵し、「木造阿弥陀三尊像」は国の重要文化財に指定。可憐な白い花を咲かせる白萩の名所で、見頃は秋となる

立ち寄りポイント

ひので三ツ沢「つるつる温泉」

ポイント

秩父多摩国立公園にある梅野木峠。その峠のふもとには、三ツ沢のせせらぎが聞こえる、ひので三ツ沢「つるつる温泉」がある。泉質はアルカリ性単純温泉。湯上りは肌がつるりと滑るくらいになる。洋風と檜風呂があり、木漏れ日が注ぐ湯船は格別だ。どちらにもゆったりとした露天風呂があり、日替わりで男女入れ替わる。営業/10時~20時。火曜定休。大人3時間800円。

住所/東京都西多摩郡日の出町大字大久野4718番地
 電話/042-597-1126

サルでもわかる!! やさしい林道ツーリングガイド

二本竹林道+二本竹林道支線 約2.8km
林道風巻入線+林道石原沖線 約3.3km
林道北大久野(台沢)線 約2.2km
林道焼岩線~林道麻生山線(ゲート) 約4.8km
林道横沢・小机線 約2km

マップ

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