2018年 全日本モトクロス選手権 第3戦SUGO大会

掲載日:2018年05月17日 フォトTOPICS    

写真・文/田宮 徹
取材協力/MFJ全日本モトクロスオフィシャルファンサイト  国際A級プロフィールサイト「モトクロ男子」

2018年 全日本モトクロス選手権 第3戦SUGO大会の画像

全日本モトクロス選手権シリーズ第3戦の舞台はスポーツランドSUGO
IA-1では成田亮選手、IA-2では能塚智寛選手と、ホンダ勢が総合優勝!

2018年の全日本モトクロス選手権シリーズ第3戦が、5月12日(土)~13日(日)に宮城県のスポーツランドSUGOで開催されました。

丘陵地の広大なV字谷部をメインフィールドに使いながらレイアウトされているSUGOのインターナショナルモトクロスコースは、今大会にあわせて、前半部分を中心に仕様を変更。より安全にハイレベルなバトルが期待でき、コーナーのアウト側を含めてライン選択肢が増えるようなセッティングをめざして、レイアウトが変更されました。

天候は、土日とも曇り。各クラスの予選とIBオープンクラスの決勝ヒート1などが実施された土曜日は、午前中を中心に薄日が差しましたが、決勝が繰り広げられた日曜日は逆に、お昼前から小雨が降りはじめました。しかしこの雨は、すべての決勝レースが終了するまで本降りとはならず、路面はドライコンディションが保たれました。

全日本最高峰クラスとなる、排気量450ccの4ストマシンで競われるIA-1では、ヒート1をカワサキトップチームの小方誠選手(#2)、ヒート2をホンダファクトリーチームの成田亮選手(#982)が制し、両ヒート総合成績では成田選手が勝利しました。

排気量250ccの4ストマシンが出走するIA-2は、両ヒートともホンダに乗る古賀太基選手(#922)とホンダファクトリーチームの能塚智寛選手(#828)のマッチレースに。ふたりが勝利と2位を分け合い、両者同点ながら総合成績では能塚選手がトップとなりました。

また、2スト85ccと4スト150ccが混走するレディースクラスは、畑尾樹璃選手(#4)がチームメイト対決を制して連勝を決めました。

IA-1決勝ヒート1で勝利を収めたのは、このSUGOをリニューアル前から得意としてきた、カワサキトップチームの小方誠選手。レース序盤にトップへ浮上し、そのまま逃げ切りました。しかしヒート2は、序盤にクラッシュして9位でした。

IA-1の決勝ヒート1で、レース中盤から終盤にかけてチームメイトの山本鯨選手(#1)と接近戦を繰り広げて2位となった、ホンダファクトリーチームの成田亮選手。スタート直後に他車の接触を受け、ブーツが破損した状態で走り切りました。

IA-1決勝ヒート1のレース終盤、ホンダファクトリーチームの山本鯨選手(#1)は、2番手の成田亮選手(#982)に肉迫するも転倒。再スタート後、カワサキトップチームの新井宏彰選手(#331)に迫られましたが、逃げ切って3位となりました。

今年からヤマハのマシンに乗るIA-1の星野優位選手は、両ヒートでスタート直後から上位集団に加わると、最後まで粘り強い走りを披露して、ヒート1は5位、ヒート2は4位でフィニッシュ。両ヒート総合成績でも5位に入りました。

IA-1のランキングトップとして今大会を迎えた、地元ライダーでホンダファクトリーの成田亮選手は、写真のタイムアタック予選は4位で、トップとのタイム差も2秒以上。しかし決勝ヒート2では、ライバルたちを凌ぐ速さをみせて優勝しました。

カワサキトップチームからIA-1に参戦する新井宏彰選手も、このコースを得意としてきたライダーのひとり。しかし今大会では、両ヒートでホールショットを奪うも、スピードではライバルたちに及ばず、ヒート1は4位でヒート2は3位でした。

今季の開幕戦と第2戦はマシンセッティングに苦しんできた、ホンダファクトリーチームからIA-1に参戦するディフェンディングチャンピオンの山本鯨選手。しかし調子は上向きの様子で、今大会は両ヒートを3位でまとめることに成功しました。

今季からマシンをホンダにスイッチし、プライベートチームからIA-1に参戦する小島庸平選手。昨年までのスズキファクトリーチームとは大きく体制が異なる環境とあって、まだ表彰台圏内には届かず。ヒート1は6位、ヒート2は5位でした。

両ヒート総合成績によるIA-1の表彰式。写真中央が、地元のコースで2位と優勝による総合トップに輝いた成田亮選手(#982)。同左が、4位と2位ながら総合では2位となった新井宏彰選手(#331)。同右が3位の山本鯨選手(#1)です。

IA-2の決勝レースは、両ヒートともホンダに乗る古賀太基選手(#922)のホールショットで幕を開け、その古賀選手とホンダファクトリーチームから参戦する能塚智寛選手(#828)が、序盤から後続を大きく引き離す展開となりました。

IA-2決勝ヒート1では、オープニングラップから最終ラップまで続いた能塚智寛選手(#828)とのマッチレースを制して、古賀太基選手が勝利。しかしヒート2では、先頭を走っていた古賀選手がレース中盤に転倒し、能塚選手が優勝しました。

IA-2でヒート1は古賀太基選手(#922)に惜しくも競り負けたものの、ヒート2では古賀選手の転倒により労せずトップの座を手に入れ、そのまま独走状態で走り続けた能塚智寛選手。開幕戦以来となる今季2勝目を挙げました。

今季からカワサキにマシンをスイッチしたIA-2の小川孝平選手は、予選でクラッシュした影響でスタート位置が悪く、決勝はどちらも1周目15番手からの追い上げを強いられました。それでも小川選手は、両ヒートで3位入賞を果たしました。

IA-2の両ヒート総合成績による表彰式。写真中央が、今季初の総合優勝を獲得した能塚智寛選手(#828)。同左が、獲得ポイント数では能塚選手と同点ながら規定により2位となった古賀太基選手(#922)。同右が3位の小川孝平選手(#912)。

レディースクラスは、小野彩葉選手(#13)がホールショットを決め、これを畑尾樹璃選手(#4)と川井麻央選手(#8)が追う、T.E.SPORT勢による優勝争いとなりました。最終ラップまで畑尾選手と川井選手が接戦を続け、畑尾選手が僅差で勝利!

レディースクラスで3位に入賞した、開幕戦勝者の本田七海選手(#3)。レース序盤からトップ集団に加わり、一時は2番手のライダーに肉迫しましたが、細かいミスで何度もわずかに遅れ、しっかりとバトルに持ち込むことができませんでした。

写真右がレディースクラスで勝利した畑尾樹璃選手(#4)で、同左が2位の川井麻央選手(#8)。ふたりは、前戦に続くチームメイト・ワン・ツー・フィニッシュを達成。畑尾選手は、昨年第4戦からSUGOでの全日本4連勝を果たしています。

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