2017年 全日本モトクロス選手権 第1戦九州大会 フォトTOPICS

2017年 全日本モトクロス選手権 第1戦九州大会

掲載日:2017年04月21日 記事カテゴリ フォトTOPICS   

取材・写真・文/田宮 徹
取材協力/MFJ  レーシングリザルト

IA-1決勝ヒート1のスタートシーン。今大会は、木曜日から断続的に降り続いた雨により、土日ともにマディコンディションでの開催。新たに搬入した山砂が流れ、本来の黒土が姿を現したセクションが多くありました。

全日本モトクロス選手権が今年も開幕!
最高峰クラスは成田亮選手と山本鯨選手が優勝!

17年の全日本モトクロス選手権シリーズが開幕。第1戦九州大会が、4月8日(土)~9日(日)に熊本県のHSR九州で開催されました。今季は、昨年と同じく全9戦のシリーズに。神戸大会がなくなった代わりに、宮城県のスポーツランドSUGOで年3回が開催されることになりました。

開幕戦の舞台は、過去5年間と同じ。このコースは、ホンダの熊本製作所に併設されていて、2014年には世界選手権を開催できるほどのコース幅が与えられるなどの完全リニューアルが施されています。さらに今大会の前には、大量の山砂を運び入れながら入念なメンテナンスが実施されましたが、残念ながらレースウィークの木曜日から日曜日にかけて大量の雨が降り、その効果を体感することはできませんでした。

全日本最高峰クラスとなる、排気量450ccの4ストマシンがおもに走るIA-1。今季のファクトリーチーム勢は、ホンダが成田亮選手(#1)と山本鯨選手(#400)の2台体制に戻り、逆にヤマハは平田優選手(#99)の1台体制に。スズキは、継続参戦の小島庸平選手(#44)と新加入の深谷広一選手(#7)がコンビを組み、カワサキモータースジャパンに運営が移管されたカワサキは新井宏彰選手(#331)と小方誠選手(#10)の布陣となっています。今大会では、ヒート1を成田選手、ヒート2を山本選手が制し、ホンダ勢がまずはパーフェクトウィンを飾りました。

排気量250ccの4ストマシンを中心に競われるIA-2では、ヤマハの渡辺祐介選手(#31)が唯一のファクトリー参戦。開幕戦は、ホンダのマシンに乗る古賀太基選手(#922)が、IA初優勝と両ヒート制覇を達成しました。

また、2スト85ccと4スト150ccが混走するレディースクラスでは、昨年度女王の中野洋子選手(#1)が新社会人生活を優先するために活動を休止。代わりに畑尾樹璃選手(#3)が、T.E.SPORTに加入しました。開幕戦は、同じスズキ系ながらチームを移籍した久保まな選手(#5)が制し、全日本初優勝を挙げました。

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2017年 全日本モトクロス選手権 第1戦九州大会

01IA-1の決勝ヒート1で優勝、ヒート2では2位となったホンダファクトリーチームの成田亮選手。これで成田選手は、ヤマハ時代から8年連続で、その年の開幕戦ヒート1で勝利を収めたことになります。

2017年 全日本モトクロス選手権 第1戦九州大会

02昨年まで3年間、世界選手権位フル参戦してきた山本鯨選手が、今年は全日本に復帰。最高峰のIA-1に、ホンダから参戦します。その山本選手は、決勝ヒート1で2位。ヒート2は最終ラップに逆転して優勝!

2017年 全日本モトクロス選手権 第1戦九州大会

03IA-1のヤマハファクトリーチームは、セルスターターを装備した新型マシンを投入。平田優選手がこれを操ります。開幕戦は、ヒート1が3位でヒート2は4位。今後、ドライでのパフォーマンスに注目が集まります。

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04IA-1決勝ヒート1の表彰台。写真中央が、オープニングラップからトップを守ってまずは1勝を挙げた成田亮選手(#1)。同左が、全日本に復帰して最高峰クラスを戦う山本鯨選手(#400)。同右が3位の平田優選手(#99)。

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05IA-1クラスの決勝ヒート2は、星野優位選手(#166)を抜いて序盤にトップ浮上した成田亮選手(#1)との距離を、レース終盤に山本鯨選手(#400)が詰め、最終ラップに逆転。山本選手がIA-1初優勝を挙げました。

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06IA-1クラスの決勝ヒート2で、3位表彰台に登壇したスズキファクトリーチームの小島庸平選手。今季、スズキも最高峰クラスのファクトリーマシンを新型に。熟成を進めて、早期の今季初優勝を狙います。

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07IA-1決勝ヒート2の表彰台。写真中央が、最終ラップでのドラマチックな逆転劇で初優勝を挙げた山本鯨選手(#400)。同左が、惜しくも2位となり通算150勝はお預けの成田亮選手(#1)。同右が3位の小島庸平選手(#44)。

2017年 全日本モトクロス選手権 第1戦九州大会

08IA-2決勝ヒート1のスタートシーン。主導権を握ったのは、今年もホンダ系チームのN.R.T.から参戦する古賀太基選手(#922)。唯一のファクトリーライダーとなる渡辺祐介選手(#31)も好スタートを切りました。

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09決勝ヒート1では、圧倒的な速さでリードを拡大して、独走でIA初優勝を達成した古賀太基選手(#922)。ヒート2は、トップ走行中に転倒して差を詰められるも、最後まで粘って再び勝利を収めました。

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10IA-2決勝ヒート1で、優勝した古賀太基選手(#922)に唯一、スピードで対抗できるレベルにあった渡辺祐介選手。しかしレース中盤に転倒し、古賀選手を逃がしました。渡辺選手は、ヒート2は3位でした。

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11IA-2決勝ヒート1で3位に入賞した、ホンダのマシンに乗る小川孝平選手(#912)。迎えた午後のヒート2では、レース終盤にトップを走る古賀太基選手(#922)に肉迫。惜しくも逆転はならず、2位でした。

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12これまでヤマハのマシンに乗ってIA-1を戦ってきた安原志選手(#17)が、今季はカワサキにマシンをスイッチしてIA-2にフル参戦。その安原選手は、スタートでの出遅れが響きながらも両ヒートで4位となりました。

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13IA-2の表彰台メンバーは、2位と3位が逆になったものの、両ヒートで同じメンバーに。写真はヒート2で、写真中央が両ヒート優勝の古賀太基選手(#922)、同左が2位の小川孝平選手(#912)、同右が3位の渡辺祐介選手(#31)です。

2017年 全日本モトクロス選手権 第1戦九州大会

14レディースクラスは、レース中盤からスピードを上げた久保まな選手が、竹内優菜選手(#2)を逆転。最後はそのまま逃げ切って、うれしい全日本初優勝を苦手としてきたマディコンディションで挙げました。

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15レディースクラスで2位となったのは、レース序盤から中盤にかけてトップを守ってきた竹内優菜選手。マディは大の苦手で、これまで好成績を収められずにいただけに、2位でもうれしそうにしていました。

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16レディースクラスの表彰式で、全日本初優勝の喜びを爆発させた久保まな選手(#5)。今季はチーム体制も変更して、新たな気持ちでチャンピオン争いに。ドライコンディションでの速さにも期待が集まります。

2017年 全日本モトクロス選手権 第1戦九州大会

17決勝日のお昼休みには、世界選手権ホンダファクトリーライダーのイブジェニー・ボブリシェフ選手が、デモ走行を実施。これは熊本地震で被災したホンダ二輪生産拠点の熊本へ元気を届けるとの思いで実現されました。

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