CRF1000L Africa Twin 新生アフリカツイン画像まとめ

掲載日:2015年09月08日 フォトTOPICS    

文/ガルルWEB編集部  画像提供/本田技研工業株式会社

2015年末に欧州で発売予定と発表されたCRF1000L Africa Twin。マニュアル6速ミッションとDCT6段変速モデルの2タイプが予定されています。(写真はDCTモデル。見比べるポイントはエンジン右側のクランクケースの形状)

デザインテーマは「無限の冒険」
アドベンチャーユースのDCTにも注目

2015年7月24日。ホンダは2015年年末に欧州で発売するCRF1000L Africa Twinの技術概要を発表しました。この車両、実はモーターサイクルショーなどでドロだらけ(のようにみえる)コンセプトモデルとして展示されていたものですが、その名称や性能を正式に発表したのはこれが初めてとなっています。

エンジンは998cc直列2気筒で4バルブユニカムヘッド。CRF450Rや同250Rのノウハウが活かされたというOHCエンジンには、CBR1000RR Firebladeと同素材の軽量カムシャフトが組み込まれ、最高出力70kw/7500rpm、最大トルク98N・m/6000rpmを発生。馬力でいえば、ざっと95馬力という値になります。

フレームはスチールのセミダブルクレードルフレームで、バッテリーをシリンダーヘッドの後方に搭載するなど重量集中化を徹底しており、これにより最大積載時でもオフロードで安定した走りを可能にしているとのこと。開発段階から積載時の重量配分が配慮されているのですから、荷物の多い旅するライダーには魅力的なマシンといえるでしょう。なお、タイヤサイズはフロントが90/90/-21、リアが150/70-18のチューブタイプとなっています。

まだ国内仕様の詳細はもちろん発売時期も不明ですが、ここではメーカー発表の画像で、その車両をじっくり観察してみましょう。

フォトTOPICS(写真点数/17枚)

01エンジンは水冷4ストロークOHC4バルブ直列2気筒で排気量は998cc。270度位相クランクシャフトを採用。

02シート高はスタンダードの870mmとローポジション850mm。20mmの範囲で調整可能。

03タイヤ径はフロントが90/90/-R21。リアが150/70-R18。前後ともにチューブタイプです。

04車重はスタンダードが228kg。ABS搭載タイプが232kg。そしてDCT搭載タイプが242kg。

05最低地上高は250mm。燃料タンクは18.8リットルで航続距離は400kmとのこと。

06初代アフリカツインのイメージを継承した2灯ヘッドライトですが、全体的にはスリムな仕上がりになっています。

07カラーラインナップは4種類。CRFラリーとシルバー、そしてトリコロールとブラックです。

08こちらのトリコロールカラーがマニュアル6速モデル(ABS搭載タイプ)。DCT搭載モデルとは右側クランクの装いが異なります。

09なお、メーカー発表によれば最大積載時でもオフロードで安定した走行ができるようなバランスを図ったとのこと。

10コンパクトなメーターにテーパーハンドル。ゴールドカラーのハンドルは先代のアフリカツインを思い出す色使いですね。

11DCTは燃費と快適性をバランスした「Dモード」とスポーツ走行を追及した「Sモード」の2モードを搭載。また、坂道の傾斜角を感知する新機能も装備されます。

12ここからはメーカーのイメージカットをご覧頂きましょう。この車両はDCT車ですが、なかなかどうして、アグレッシブに走っています。

13デザインテーマ「UNLIITED ADVENTURE(無限の冒険)」から生まれた新生アフリカツインは、快適な走りが得意なだけのアドベンチャーモデルとは異なる性能を秘めているようです。

14未舗装路を走るだけでなく、川まで渡っちゃってます。

15後ろの車両にはフォグライトやガード、パニアなどのオプションと思われるパーツが装着されてます。

16迫力のカウルガードはフロントカウル保護だけでなくフォグなどの設置にも使えそうですね。

17CRF250Lが発表されたのは2011年の東京モーターショーでした。その例になぞれば、もしかしたら、今年(2015年)の東京モーターショーで、その姿が見れるかもしれませんね!

こちらの記事もおすすめです

この記事に関連するキーワード

新着記事

タグで検索