レッドブルエックスファイターズ大阪2014特別編

掲載日:2014年06月18日 フォトTOPICS    

取材・写真・文/DirtRIDE  取材協力/レッドブルジャパン

レッドブルガールズ、大集合。イベント会場でSNSを利用すると、限定でこの手ぬぐいがもらえたのだ。

VRゴーグルはマジでヤバい
観客によるニュートリックもバンザイ!

今までの3回はイベントのバトルにのみスポットを当ててきましたが、最後にメディア向けに公開されたパドックの様子や、本戦当日のお客さんの盛り上がりをお届けしたいと思います。2014年のレッドブルエックスファイターズ大阪は、土日トータルで延べ2万人近い観客が押しかけ、昨年に続き大盛況。その2013年は純粋なフリースタイルモトクロスのファンが多かった印象ですが、今年は「何か凄いものやるんだ」といった雰囲気で親子連れも多く見かけたのが印象的でした。

土曜日の予選も多くの人でうめつくされましたが、本戦が行われた日曜日は、さらにもの凄い数のお客さんが西の丸庭園を訪れ、協賛メーカーのブースを訪れたり、限定グッズの物販に並んだり、楽しみ方はそれぞれ。特に、ここ大阪での登場が日本初であったVRゴーグルという電子機器を使った、フリースタイルモトクロスの疑似体験は、鈴木 大助選手の実際のランを録画したものが360度の視界で楽しめ、必殺のバックフリップも体感できるというスペシャルな内容で、長蛇の列。会場で最も注目を集めていました。また、恒例となったMINIによるスペシャルシートの申し込みで、アンケートを書くお客さんもたくさん。みなさん発表の時間までドキドキしたと思います。

フォトTOPICS(写真点数/47枚)

01昨年同様、メディア陣に実際のコースを案内してくれた、ロニー・レナー選手。「オレを撮れ」というポースだったらしい。

02お客さんからは見えにくかったかもしれないが、コースの一角にはこのようなボードも置かれていた。タイマーは今年からG-SHOCKに。

03ランプ(ジャンプ台)は昨年のものを基本に、アレンジが加えられた。より日本らしさが強調されただろうか。

04大阪城をバックにコースガイドを続けてくれる、レナー選手。「選手」というのは、自身もFMXライダーだからだ。

05ランディングの盛り土の頂上(テーブルトップ)からコースを見下ろすと、こんな感じになる。このラインは、次のシークエンスで右のランプを選ぶか、左のスーパーキッカーを選ぶか、になる。

06これが通常のランプで、角度はこのぐらい。クォーターパイプが登場した今となっては、それほど傾斜がきついとは言えなくなった。

07変わって、選手たちが待機する、パドックを訪れた。フォトトピックスの初回で紹介した、トム・パジェス選手のスペシャルヘルメット。波のデザインがJAPANだ。

08その頭頂部には、彼が兄のように慕い、昨年最も心を痛めた故佐藤 英吾選手の顔がペイントされる。彼と一緒に走る、という思いがとても強いのだろう。

09我らが日本人ライダー代表のひとり、鈴木 大助選手のマシン。今年は大会スポンサーにSONYが付き、ウェアラブルカメラが各所に装着された。

10その鈴木選手のヘルメット。スペシャルなペイントが施されたヘルメットで、このようにマシングラフィックと色調を合わせているライダーもいる。

11その鈴木選手の隣には、まだ名前の書かれていない空のピットが。ここに日本人予選を勝ち抜いた1名が陣取るのだ。結果は、釘村 孝太選手で決定。

12そのパドックの一角にあった、英吾選手を偲ぶポスター。お母様からであることが書かれ、少ししんみりとしてしまう。

13パドックでなるほど、と思ったのが、ガソリンの管理。エンジンオイルを混ぜたガソリンを使う2ストロークマシンと、ハイオクだけを使う4ストロークマシンが混在するので、間違えないようにしているのだ。

14ピットでリラックスした様子でインタビューに答える、ダニー・トーレス選手。雰囲気は陽気だが、話すテンポは意外や穏やか。

15そんなトーレス選手のマシンには、英吾選手のスペシャルステッカーが。サンクス! GOBIG!

16ここ大阪にニュートリックを持って挑んでくれた東野 貴行選手のマシン。ご本人はインタビューでひっきりなしだった。

17今年、大きな違いだったのはダンロップがタイヤの供給で協賛をしていたこと。最新のモトクロスタイヤが山のように積まれていた。

18渡辺 仁選手のバーパッド。FMXライダーはだいたいが、このようにトリックの順番を予め決めて、それを書き込んでおく。もちろん、ランの途中でとっさに変えることもある。

19今年は昼間から夕方にかけての開催であったため、特に2ストロークマシンはセッティングに苦労したらしい。大事な気温と湿度を示す機器が置いてあるのは、ならでは。

20昨年に続き総合的なメカニックを務めてくれた、砂田 彰氏のスペシャルエナジー。日頃からスーパーBIGチョコとレッドブル・シュガーフリーを好んでいるということだ。会場ではシュガー入りを。

21横から見るとあらためてその反り具合が分かるクォーターパイプ。難易度のたいへん高いランプだ。

22観客席の一角で、特別な取り計らいで、観客が持ち込んだ英吾選手を偲ぶバナーを運営スタッフが設置してくれた。彼なしではこの大会はなかったことを、誰もがよく知っている。

23本サイトの連載でもお馴染み、ワダポリス氏。今年は現地に設置されたMINIの中から、スペシャルな実況中継(CS放送)を届けてくれた。

24本予選の最後に見られた、ウェス・エイジ選手の暴れん坊っぷり。初めて知った選手だったが、とにかくコースのあちらこちらで陽気に暴れてくれて、とても楽しかった。

25加賀 真一選手も、綺麗なウィリーを披露して観客を喜ばす。今年、予選日を公開したのは、成功だっただろう。こういったふれあいが多く見られてよかった。

26SONYの協賛によりメディアルームに設けられた最新の4Kテレビ。現地で最先端の機材を使い、とんでもない解像度の映像を多く見せてくれた。

27そのメディアルームを少しだけ公開。昨年もそうだったが、レッドブルエックスファイターズは各国からメディアが訪れ、色々な言葉が飛び交うのが印象的。

28マジで体感! と書かれたこのアトラクション、会場で一番ヤバかった。何かというと、プロFMXライダーのトリックをライダー目線で疑似体験できるのだ。

29アメリカのオキュラス社が開発したVRゴーグルというものを目の前に付けると、ライダーの視界そっくりの映像が展開されるという、とんでもない代物。しかも頭の振りに合わせ、360度視界に対応。

30VRゴーグルなるものはこのようにできていて、頭に被る形ではめると、びっくり、まったく違う映像が目の前に展開されるのだ。音声は別のヘッドフォンから。

31そのずばりの映像の元となったランを披露したのは、鈴木 大助選手。その鈴木選手のファンという浴衣の女性がVRゴーグルを体験すると……。

32「キャー!」と声が出てしまうほど、びっくりの体験。映像に合わせてスタッフがバイクのリアを押してくれるので、ますますド迫力。バックフリップはとんでもなく恐ろしかった。

33代わって、本サイトのAMAレースレポートなどでお馴染み、バンザイマガジン(宮本 将平氏)の出展ブース。スゲーモヒカンなのは、Butch氏。限定Tシャツ販売ありだった。

34今年の大阪大会は2日間ともとにかく快晴で、熱中症が心配になるほどだったが、お客さんはタフ。朝から並んでいたヘビーな人もいて、ありがたい限り。

35コースのあちらこちらにスパイ的に設置されていた、SONYのウェアラブルカメラたち。盛り上がるお客さんを待ち構えていた。

36開場と同時になだれ込むお客さんの数々。ヘビーなFMXファンからライトな親子連れまで、幅広い。脚立を持った立ち見のベテランさんの姿も見られた。

37そんな中、英吾選手をしっかり心に留めていてくれたお客さん。熱い思いはきっと本人に届いている。

38今年も物販は大盛況。昨年はあまりの混み具合に、本戦が始まってもまだ買えないお客さんがの列があったほど。

39ふたりで仲良くエアートリック! FMXというと何かゴリゴリのファンが多い雰囲気だが、大阪大会はこんな人たちが多く見られた。

40こちらの女性も見事なトリックを披露。マシンと身体が完全に離れている大技。楽しそう。

41マジで体感! のVRゴーグルが長蛇の列。今年は、このブースが本戦スタートしても列がなくならない大盛況となった。

42ハンドルに足を引っ掛けた状態でピースをかます、斬新なトリックを披露。みんな、FMXを心の底からから楽しんでいる。

43日本の主婦も飛んだ! 見事なKODフリップをメイク。高難易度の技を笑顔でメイクする余裕っぷり。

44抽選で2名のみというレアなMINI特等席からの観覧応募に、お客さんが殺到。

45MINIは今年7年ぶりにモデルチェンジしたので、車両の注目度も高かった。

46親子でレッドブルカーをバックに記念写真。将来はFMXライダーか?

47立ち見はいい場所が早いもの勝ちなので、暑い昼間から待機。それほどFMX熱が日本でも根付いていることがよく分かった。

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