2013 RIDEZ Muc-Off エンデューロアカデミー in 白河

掲載日:2013年09月04日 フォトTOPICS    

取材・文/ダートライド編集部  写真/宮下 豊史  取材協力/JECプロモーションアルパインスターズショウエイ

RIDEZ Muc-Off エンデューロアカデミーはとにかく盛況で、今年初めの開催から圧倒言う間に定員になってしまう。白河開催も満杯だ。

関東で2回目のアカデミー開催
講師陣が強化されさらに充実の内容に

2013年8月24日(土)に、関東で2回目になる2013 RIDEZ Muc-Off エンデューロアカデミー in 白河が開催されました。会場となったのは福島県白河にある白河エンジョイスポーツランド。1回目の開催は 過去にダートライドでご紹介 していますが、今回のアカデミーではその時の講師陣に加え、ダートライドではお馴染みの 辻 健二郎選手 も講師として登場しました。

レッスンは自己申告のレベルで分けられ、1回目と同じですべての講師からそれぞれ異なるテクニックを教わります。まずはじめに、鈴木 健二校長が全員を集めて、バイクの上での身体の使い方・バイクの押さえ方をレクチャーします。自分のやった動きを時折、生徒さんにも実践してもらって、その効果の違いを教えてくれました。そこからは、各クラスで別々の講師が付き、コースに散らばっていき、内容の濃いタメになるライディングテクニックを教わりました。これで、参加費6,500円に走行料/お弁当/MFJ指定保険料代含む、ですからとてもお買い得です。

今年は後1回、三重県いなべ市で開催されますし、来年以降も開催を予定しているという事なので、ぜひ参加してみてはどうでしょうか? 眼から鱗な内容が盛りだくさんです。

フォトTOPICS(写真点数/21枚)

01今回は講師陣が4人だったのでスクール時間も4回に分けられた。とにかく暑い1日だったが、休憩時間が長いので水分補給などは問題なく出来る。

021番はじめは全員を集めての座学。マシンの上で身体を動かしてコントロールする術はレベルに関係ないので、誰にでも共通する課題だ。

03鈴木 健二カントク校長が行ったバイクコントロールを、今度は生徒さんに試してもらって効果の違いを体感してもらう。言葉だけでないレクチャーは効果的。

04その後、初級者は健二カントクに付いて、コーナリングの練習。アカデミー1回目でも同じレッスンを受けたが、カントクも若い頃は1日中コーナリング練習しかさせてもらえなかった、という程、重要な内容になる。

05まずは左コーナーから練習だが、はじめの頃はまだ身体の動きがぎこちない。でも、足の上げ位置と目線は○かと。

06すこしずつ慣れてくると、シートの角にしっかり乗ってバイクを傾けてコントロール出来るようになってくる。

07バイクだけ傾けて身体の芯はあたまも含め、しっかり立っていてブレがなくなってきた。うっかりカメラを見てしまった?

08強く意識するとうまくいくようになるが、すこし気を抜くと元に戻ってしまう事もあり、身体に染み込ませるにはまだまだ練習が必要だ。

09バイクに乗る時に、目線も重要。手前ばかり見てはだめで、なるべく先を見る癖もコーナリングを成功させるひとつの秘訣。とはいっても、ついつい手前を見てしまう。

10エイッと思いっきり先を見て、コーナリング。外側の膝でバイクを押しながら、足を出した側はそれを支える力を入れる必要があり、見た目より難しいテクニック。

11何度も反復し、クリーンなコーナリングをキメられる周回も。うまく出来たイメージを掴んで、それを何度もトレースするのも効果的な練習になる。

12時折、生徒を停めてカントクが的確なレクチャーを実施。走って教わり、そしてすぐに再トライ。これを繰り返し、段々とみんなライディングが向上していった。

13渡辺 学センセイは、実践コーナリングやライン取り、ギャップでの走り方と細かく講習。この日は、まだ路面がかなりぬかるんでいて、より実践的なスクールになった。

14辻 健二郎センセイは、エンデューロライダーが苦手とするジャンプの攻略。生徒をうまく煽る方法で、AMA-SXで得たテクニックも織り交ぜてレクチャーしてくれた。

15一貫してアカデミーの校長を務める鈴木 健二選手。モトクロスでもエンデューロでも、卓越した技術で安定した成績をマークしている。

16渡辺 学選手もアカデミーでのお馴染み講師。毎回思うが、ライン取りのセンスがびっくりするぐらい素晴らしく、次元が違うとも感じるぐらい。

17釘村 忠選手はハスクバーナを駆り、どこのアカデミーにも鈴木選手とともに講師として参加。今回は山の中にまで入ってのウッズ走行のスクールを行った。

18今回のアカデミーでスペシャル講師となったのが、辻 健二郎選手。生粋のモトクロスライダーらしい、ジャンプテクニックをみっちり教えてくれた。

192013 RIDEZ Muc-Off エンデューロアカデミー in 白河の豪華講師陣。毎回、募集後瞬く間に定員に達してしまうのも、頷ける。

20冠スポンサーとなるマックオフ。驚異的な洗浄力を持つ洗剤がウリのブランドだ。今回試験的に、新しいプロテクターもテストしていた。

21日本のモーターサイクル界ではまだ珍しい、マキシスブースも登場。海外や、日本でもスポーツサイクルではかなりのシェアを誇る。

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