オフロードの楽しさを伝えたい!ヤマハオフロードスクール

掲載日:2011年10月28日 フォトTOPICS    

文・写真/ダートライド編集部  取材協力/ヤマハ発動機販売

雨の中、到着した参加者の皆さんが準備をしてスクールの開始を待っていました。

朝から土砂降りの悪天候も
オフロード好きには関係なし!?

2011年10月15日に開催されたYAMAHA オフロードライディングスクールは、オフロード初心者の皆さんに楽しさを体感してもらうためのスクールです。セロー250やWR250R、トリッカーの貸し出し車両もあり、元国際A級ライダーのトモさんこと吉原朋正さんが講師として楽しく、分かりやすく教えてくれます。

参加定員30名のスクールは事前申し込みで満員御礼となっていましたが、当日は朝からあいにくの雨模様。会場に向かう途中では視界がかすむような豪雨もあって、開催が危ぶまれましたが、会場に到着してみれば、既にかなりの参加者が到着して準備をしていました。

スクール開始のブリーフィングが始まるころには雨も上がり、20名ほどの参加者が集合。その表情からは、スクールを楽しみに来たのだという雰囲気が伝わってきます。

雨は上がったとは言え、路面は当然ドロドロ。比較的状態の良いコース横のスペースでレッスンを開始しました。軽く周回して身体を慣らしたあと、基本の発進加速と後輪ブレーキを使った停止。その後は後輪ブレーキでリアを滑らせて向きを変えるブレーキターン。右ターンと左ターンを交互に繰り返し練習です。後輪を滑らせることは、どちらかというと普段の走行では避けたいバイクの挙動のはず。主にオフロード初心者の方を対象にしたスクールなので、最初は皆さん恐る恐るといった雰囲気でしたが、一人ひとりの様子を見て、個別にアドバイスをしながらのレッスンで徐々に慣れていったようでした。

昼食を挟んだ後のレッスンはだんだん難易度がアップ。足を着いてアクセルで後輪を滑らせるアクセルターンを使った旋回や、今日のレッスンのおさらいとなる、パイロンで課題のセクションを作った周回走行と進み、いよいよ最後はモトクロスコースに挑戦です。コース状況も考慮して希望者のみとしたコース走行ですが、なんだかんだでほとんどの参加者が挑戦していました。ドロドロの滑る路面やバンクの付いたコーナー、フープス、テーブルトップなどの設置されたモトクロスコースを転びながらも堪能していました。

あいにくのコースコンディションではありましたが、転倒してもドロドロになっても楽しそうに走っていた参加者の皆さんが、このスクールのコンセプト『オフロードの楽しさを体感』を体現していたのではないでしょうか。

フォトTOPICS(写真点数/23枚)

01セロー250、WR250、トリッカーの貸し出し車両がこんなにたくさんスタンバイ。

02ブリーフィングが始まるころには何とか雨も上がりましたが、路面は見ての通り。それでも皆さん楽しそうです。

03講師を務めるトモさんこと吉原朋正氏。国際A級で活躍したモトクロスライダーです。

04走る前には準備運動。オフロードは全身を使うので念入りに体をほぐします。

05乗車時の姿勢やペダルの位置による操作性の説明など、楽しくかつ上手に乗るための基本から説明します。

06いよいよバイクにまたがりレッスン開始です。

07まずはトモさんの先導の下、周回コースで足慣らし。

08こんな路面状況の所もあり、油断すると滑ったりハンドルを取られたりしちゃいます。

09「聞こえますかー」の問いかけに皆さん『マルー!』とサインで返します。

10やっぱり基本は発進と停止。グリップの悪いオフロードならではのコツがあります。

11見ていて気づいたことはその場で直接アドバイス。少人数に限定したレッスンならではですよね。

12リアタイヤを滑らせるブレーキターンは、内側の足がブレーキペダルを踏んでいるため出しにくい右ターンはちょっとドキドキ。

13レッスン開始に間に合わなかった参加者にお昼休憩の前にちょっぴり補習。こういう配慮ってうれしいですよね。

14午前のレッスンが終わったころには既にこんな感じ。まぁ、これも勲章という事で。

15お次のレッスンはアクセルターン。狭い林道などでも役に立ちそうですね。一般の公道でこんなことしちゃだめですよ!

16アクセルターンはちょっと難易度が高め。皆さんかなり苦労していました。

17周回コースにパイロンでセクションを作っておさらいしながらぐるぐる。

18オフロードに転倒はツキモノ。参加者どうしも助け合い。泥がつくと見た目以上にバイクが重くなるので取り回しも大変です。

19最後は希望者の皆さんでコース走行。その前にコースコンディションに合わせて空気圧を低めに調整します。

20いよいよコースイン。期待と不安でドキドキといったところでしょうか。

21こんなところも苦労しながらも乗り越えていきます。

22自走で帰る方は、レッスン終了後に空気圧を規定値に戻してくれます。

23スクールを終えた皆さんの集合写真をパチリ。バッドコンディションも楽しんだ充実した笑顔です。

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