MULTI PLEX Japan 01 Asama-Tsumagoi

掲載日:2009年09月30日 フォトTOPICS    

取材協力/株式会社 GAMES  写真/バイクブロス・マガジンズ編集部  取材・文/田中ゼンスケ

メイン・イベントのひとつ。夕刻に行われたベテラン・ライダー(パイロット)たちによるデモレース。『ALL OVER RACE』では、階段もジャンプもダートもアスファルトも、ぜ~んぶまとめたオール・ジャンルのレース。とても日本とは思えない光景です。

バイクが好きなら誰でも愉しい2日間
『マルチプレックス・ジャパン 01』開催!!

モータースポーツ発祥の地“浅間”で、地元の協力を得て日本初となる注目の“お祭り”が開催されました。これまで東京のど真ん中、お台場で開催されてきた、観て愉しむモータースポーツのビッグイベント『マルチプレックス』が、今度は“参加出来る”ものとして浅間に場所を移し、初回開催となったのです。

メイン会場となるパルコール嬬恋リゾートホテル前には、モタード、ダート、エクストリームクロス、それにキッズといった各ランドが設けられ、またそこから数キロ離れた浅間火山レース跡地の広大なエリアにはオフロードランド(フラット、トライ、ウッズ)があり、参加者は好きなときに好きな場所を好きなだけ走ることが出来るのです。さらに、ここ嬬恋村は信号の少ない快走ルートがたくさんあり、景色を愉しみながらツーリングするにも最適な土地です。

もちろん『観る』愉しみも120%満足のいくものばかり。各界で活躍するプロライダーやドライバーが集結し、これぞエンターテイメントというパフォーマンスを見せてくれます。『マルチプレックス・ジャパン 01』は、オールジャンルのファンが集まって、とにかく『乗る』『観る』『バイクで遊ぶ』ということに熱中出来る、単純に面白いお祭りです。その模様をご紹介しましょう!

フォトTOPICS(写真点数/29枚)

01リゾートホテルのまん前がスタートラインに。普通はあり得ない設定ですが、地元住民やホテル側の理解と協力があって実現したもの。

02トップライダーたちによるナイトレースでは、30メートル先は真っ白という、霧がかった中で行われました。ホテル前のロードからダートへ突入! 猛々しいエキゾーストノートだけが彼らの位置を教えてくれます。

03霧が無ければこのとおり、とにかく広い! どこまで行ってんの!? というくらい敷地を目いっぱい使って設けられたスペシャル・コースは、走る方もきっと愉しいと思います。

04こちらは浅間火山レース跡地のオフロードランド。8時には開場し、9時から16時まで開放されています。

05アクセルを開け続けながら広大なエリアのフラットダートを駆け抜ける。レースではないので何度でも、気の済むまで思いっきり走ることが出来ます。

06フラットダートだけでなく、起伏のあるコースやウッズコース、トライコースなるものもあります。ここはフカフカの火山灰の感触を嫌になるまで体験可能。

07キッズだって負けてません。こんな小さい頃から浅間火山コース跡地を走れるなんて、とても贅沢。将来が末恐ろしいです…。

08メイン会場にはメーカー・ブースもいくつか。BMW Motorradでは来春日本発売予定(?)のS1000RRが参考展示されていました。ほかにも試乗車としてF800GS、発売されたばかりのF800Rも。“駆け抜ける喜び”を知るメーカーはこういったお祭りが大好きなんですね、きっと。

09初めて乗る試乗車でこんな快適な道も走れます。他所のツーリングライダーにだって思わずサムアップしたくなるというもの。

10そしてこの絶景! もう何も言えません。ツーリングついでにマルチプレックス・ジャパンに参加する。オールジャンルとはそういう意味でもあるのです。

11車両持込のヤル気ライダーの参加だってもちろんウェルカム。何度転んでも止められない。プロも普通に走るコースだから、一緒に走ったり教えてもらったり…。バイク好きにプロもアマも無いんです。

12どんな車両でもオッケーだから、試しに小さいバイクで走ってみる、なんてこともアリ。遊びですから。

13真剣な表情は大人顔負け。今のうちからバイク遊びを身につけておけば、きっと下手な事故や事件も起こさない立派なライダーになるでしょう?

14甘~い焼きとうもろこしは一本200円で。地元の方々も、マルチプレックス・ジャパン01の参加者なのです。

15犬もまどろむ気持ちの良い陽気。多少の霧雨や肌寒さはあったものの、真夏の暑さに比べれば快適。バイクで汗をかくには最高でした。

16突如始まったラリーマシンのデモランでは、ランエボのスーパードライビングに観客唖然。巻き上げる砂埃のすごかったこと。

17ライダーからドライバーへ転向しても大活躍の三橋淳氏。この2日間はバイクでもクルマでも、観客を沸かせるエンターテイナーぶりを発揮。

18サイドカーのレーサーまで! マン島TTサイドカー・レース、それに三宅島モーターサイクルフェスティバルでも走った“Rising Sun Racing”です。

192台のレーシング・サイドカーでストレートを何往復か走っただけですが、他の乗り物とは別格の存在感に感動。何度見てもスゴイです。

20強烈なインパクトに思わず拍手。誰だって感動しますよ、コレは。会場ではミニサイドカーの体験試乗も行っていました。

21サイドカーに続いてスタントライド。“KADOYA・DARKEST CORE XTREME”のパフォーマンス!

22観客の目前で大型バイクを巧みに操る。矢継ぎ早に繰り広げられるトリックには「スゴイ」以外に言葉が出ません。

23驚きの表情を隠せない観客、満面の笑顔でご挨拶のスタントライダー。とてもノリの良い方々でしたよ。

24一番盛り上がったのはこの『エクストリームクロス』でしょうか。プロライダーたちをも翻弄する障害物レースにはたくさんの声援が上がっていました。

25特設のスーパーセクションを3~4人ずつで競います。『エクストリームクロス』は、海外ではバイク遊びのひとつとして、盛り上がりを見せているカテゴリですね。

26急なバンクに丸太の障害…見ている分には面白いのですが、素人は真似しない方が身のためです。

27後ろから見るとよく分かりますが、とても大変そうです!さすがプロライダー。

28モトクロスマシンのフロントブレーキに、あえて大径ディスクを装着した『キングバイカーズ』仕様。『ALL OVER RACE』でオン・オフ両方のブレーキングを意識した、ちょっと変わったカスタム・スタイルです。

29『マルチプレックス・ジャパン 01』を実現するために集結したメンバー、それに多大なる協力を与えてくれた嬬恋村の村長を囲んで記念撮影。

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