掲載日:2018年06月14日 フォトTOPICS
取材協力/ヤマハ発動機 安全普及グループ 写真・文/ガルル編集部 栗原守睦
※この記事は『月刊ガルル vol.386』に掲載された内容を再編集したものです。
転倒や林道でパンクといった不安から、ダートデビューに二の足を踏んでいるライダーも多いことだろう。そんなライダーの後押しをしてくれるスクールが、ヤマハ主催の「大人のバイクレッスン」だ。ビギナーやリターンライダーを対象とし、一日をかけてダートライディングの基礎を学ぶカリキュラムが組まれている。講師一人につき最大受講人数は10名程度と、少人数制のスクールとあって参加予約はすぐに埋まってしまうほどに人気の高いレッスンなのだ。今回は4月7日に千葉県野田市の清水公園で開催された「大人のバイクレッスン」を密着取材した。
スクールは基本的なライディングフォームに始まり、ダートで安全に止まるブレーキング、コーナーリング姿勢をまずは舗装路の上で練習。すべる心配の少ない舗装路なので、よりライディングに集中できる。メイン講師は二人だがサブ的に指導してくれるサポートスタッフも5名ほどいるので、自分が走る番までの待機時間も短くたくさん走れるのもこのスクールの特徴だ。途中昼食をはさみ、午後からは一般道を走りつつ河川沿いのダートへ向かう。午前中にレクチャーされた内容をダートで実践できるのだ。2km程の直線ダート区間ではブレーキングの練習をし、最後にはアップダウンのあるシングルトラックへもチャレンジした。河川沿いのダートから最初の会場へ戻り、午後4時には終了となった。
6時間近くプロの講師にレクチャーしてもらい、車両&装具一式レンタルし、昼食も付いて参加費が7,000円とは破格の内容だ。ダートデビューしたいライダーには最適なスクールなので、早めの予約をおすすめしたい。