ホンダ CR125R ELSINORE 1979

掲載日:2009年01月07日 名車ライブラリ    

ホンダ CR125R ELSINORE 1979

フロントホイールに23インチを採用した1979年式のCR125R。同年の250ccは一般的な21インチなので、これはこの年式の125だけの特長である。丸っこいガソリンタンクと共に、独特のスタイリングが魅力的。ハンドル、フレームは剛性の高いクロームモリブデン鋼パイプを採用し軽量化を計っている。“ELSINORE”のネーミングは1973年デビューのモトクロッサーCR250/125、市販トレールMT250/125から始まったもの。

ホンダ CR125R ELSINORE 1979 Machine Detail Check!

エンジンは空冷2ストロークで吸気はピストンリードバルブ。最高出力は25馬力で、6速ミッション搭載している。赤い塗装が強烈な印象だ。

エンジンは空冷2ストロークで吸気はピストンリードバルブ。最高出力は25馬力で、6速ミッション搭載している。赤い塗装が強烈な印象だ。

キャブレターはPEで32ミリの大口径。リードバルブにはホンダ特許のグリッドパターンリードバルブを採用。意欲的なメカニズムが盛り込まれていた。

キャブレターはPEで32ミリの大口径。リードバルブにはホンダ特許のグリッドパターンリードバルブを採用。意欲的なメカニズムが盛り込まれていた。

フロントフォークのストロークはリア同様の280mmを確保している。特長的な23インチの大径フロントホイールは片ハブ仕様となっている点に注目。

フロントフォークのストロークはリア同様の280mmを確保している。特長的な23インチの大径フロントホイールは片ハブ仕様となっている点に注目。

大きくレイダウンされ、280mmのストロークを誇るリアサスペンション。1981年型からは、いよいよモノサスのプロリンク式へと移行していく。

大きくレイダウンされ、280mmのストロークを誇るリアサスペンション。1981年型からは、いよいよモノサスのプロリンク式へと移行していく。

ドライブチェーンは右側に配置される。ブレーキパネルがスプロケットの中心部分から顔を出している点に注目。スイングアームは角断面を採用。

ドライブチェーンは右側に配置される。ブレーキパネルがスプロケットの中心部分から顔を出している点に注目。スイングアームは角断面を採用。

複雑な形状でアーチを描くブレーキペダル。軽量化のため肉抜き加工が施されている。リアブレーキはロッドによって作動する機械式だ。

複雑な形状でアーチを描くブレーキペダル。軽量化のため肉抜き加工が施されている。リアブレーキはロッドによって作動する機械式だ。

SPECIFICATIONS - ホンダ CR125R ELSINORE 1979

HONDA CR125R ELSINORE 1979

■全長×全幅×全高 = 2,135×890×1,210mm

■軸距/最低地上高 = 1,420mm/360mm

■エンジン形式・種類 = 空冷2サイクル単気筒

■総排気量/ボアXストローク = 124cc/56.0mm×50.7mm

■圧縮比 = 8.4

■最高出力 最大トルク = 25ps/10,000rpm 1.9kgm/8,500rpm

■始動方式 = キック式 ■潤滑方式 = 混合給油

■燃料タンク容量 = 6.5L ■変速機 = 6速

■タイヤ前/後 = 3.00-23-4PR/4.00-18-4PR

■ブレーキ形式 前 = ワイヤー式リーディングトレーリング

■ブレーキ形式 後 = 機械式リーディングトレーリング

■発売当時価格 = 28万円

こちらの記事もおすすめです

この記事に関連するキーワード

新着記事

タグで検索