掲載日:2017年12月10日 オフロードアイテムレビュー
写真/楠堂亜希・長谷川徹 レビュワー/栗原守睦
エッジのたった現在のトレンドをデザインに落とし込んだTHHのTX-24。グラフィックが個性的な仕上がりだ。手に取ると一般的なオフロードヘルメットと重さはほぼ同等か、気持ち重いぐらい。だが、かぶってみるとかなり軽く感じる。重量バランスがいいのと、内装が全体的に頭を包み込んでくれるからだろう。レビュワーは普段国産メーカーのSサイズを着用しているが、TX-24ではMサイズを着用した。
先に欧州で販売されていたこともあり前後に長い形状で、日本人の頭部には幅が狭い作りなのだ。そのため、ワンサイズ大きめを選ぶといいだろう。アイホールの大きさは標準的。複数メーカーのゴーグルを装着したが、どれもフィッティングは上々だ。
ベンチレーションは口元、頭頂部、後頭部に用意され、空気が頭部を流れるのを感じるほどの効きはないものの、熱ごもりはない。空気抵抗の少ないバイザー形状により、高い速度域で後方確認しても、風圧で持っていかれることはなかった。基本性能が高く、価格は1万5,000円でお釣りが来るのでコストパフォーマンスとしてはかなり高い。
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