掲載日:2017年06月19日 オフロードアイテムレビュー
写真/楠堂亜希・渕本智信 レビュワー/櫻井伸樹
持ってみた第1印象は、小さいのに芯がしっかりと入っていて硬いということ。中身が入っていなくても、まったく型崩れせずにかっちりしている。
次に特徴的なのはバッグを車体に装着するためのフックだ。今回はWR250Rで試してみると、これが素晴らしいフィット感。4カ所のフックがシートのヘリにスポッとはまり、あとはそれぞれのナイロンベルトをギュっと絞るだけ。時間にすればほんの数秒で、完璧にバッグが固定できるのだ。これは着脱が楽でいい。装着状態で強めにゆすってみてもがっちり固定されているので、激しいライディングでも外れることはほぼないだろう。しかもこの状態で、バッグの開閉ができるので便利だ。
容量は8Lなので、基本的な工具類とレインウエアでジャストなサイズ感だ。内部全体が派手な赤色なので、ひと目で内容物の位置が把握できる。他のエンデュリスタン製品同様、これもじつに質実剛健な作りで、普通の林道ツーリングから、獣道アタックのようなハードな使いかたまで、幅広く活躍してくれそうだ。
[ SPECIFICATIONS ]
[ DETAILS ]