ガラスだけでなくゴーグルレンズなどの 透明樹脂に使える「ガラコ」がついに登場

掲載日:2016年08月17日 オフロードアイテムレビュー    

写真/長谷川 徹、楠堂亜希 レビュワー/栗原守睦

SOFT99/ガラコBLAVE

クルマのフロントガラスにガラコを使ったことのあるライダーで、雨の日のライディング中にゴーグルレンズやヘルメットシールド、ウインドスクリーンやバックミラーといった透明樹脂部分にもガラコが使えればなぁ、と思ったことがあるのはレビュワーだけではないだろう。

しかし、とあるヘルメットメーカーのかたに、「逆にシールドが曇ってしまったり、最悪割れてしまうこともあるので使用は避けてください」と言われたことがあったので、これまでは使用を断念してきた。

だがついに、そうした透明樹脂にも使用できるガラコブレイヴが発売されたのだ。そして、さっそくヘルメットシールドに試してみたのが下の写真だ。向かって右半分だけガラコブレイヴを使用しているのだが、水滴が微小なのが分かるだろう。それから、ゆっくりとバイクを発進させると、その水滴はキレイに流れ去っていったのだ。また、泥ハネもはじく効果があるので、雨天のレース時でも視界確保が期待できそうな点も我らオフロードライダーにはうれしい。

1991年に発売された「ガラコ」は、ガラスに強力な撥水被膜を形成することで、雨の日にクリアな視界を確保するコーティング剤で、シリーズ累計8,500万個以上のセールスを記録しているという。ただし、そのガラコはゴーグルレンズといった透明樹脂の素材を傷める可能性があり、使用できなかった。そこでガラコの撥水被膜形成メカニズムを一から再考し、ガラスだけでなく透明樹脂にも使用できるようになったのが、この「ガラコブレイヴ」なのだ。

[ SPECIFICATIONS ]

  • メーカー/SOFT99
  • 商品番号/G100
  • 製品名/ガラコBLAVE
  • 価格/オープン(実勢価格1,480円)
  • 内容量/70ml

[ DETAILS ]

ガラコブレイヴの使用方法は、 ヘルメットシールドなど使用する部分の汚れやホコリを水洗いでよく落とし、水滴が残らないように乾燥させる。

ボトルの側面を押しながら塗り広げていく。ボトルのヘッド面がラウンド形状になっていて、対象面と密着し、塗りやすい。

塗り広げたら、すぐに付属のクロスで拭き上げる。拭き上げ後すぐに撥水効果が発揮されるが、より高い耐久性を得るために約1時間(気温10℃以下の場合は約1.5時間)は水がかからないようにする。という手順だけ。また、付属のクロスは汚れたら、よく洗って充分乾燥させれば再使用できる。

透明樹脂の細かなキズを埋め、透明感を向上する効果もある。ということで、ガラコブレイヴを塗ったゴーグルレンズの向かって右半分がクリアになっている。

もちろんガラス面にも使用OK。サイドバイザー、ヘッドライトカバー、ウインカー、テールランプなどにも使用できる。

ポイント!
  • 簡単な作業でクリアな視界を確保できる!

[ お問い合わせ ]

電話/06-6942-2851

BikeBooksで雑誌・電子雑誌をチェック!

こちらの記事もおすすめです

この記事に関連するキーワード

新着記事

タグで検索