ド派手なグラフィックが注目度抜群! 強さと耐久性を持つポリアロイシェルを採用

掲載日:2014年09月02日 オフロードアイテムレビュー    

オフロードウエアやヘルメットを製作している海外メーカーは数多くあるが、ヘルメットからウエア、ブーツ、果てはハンドルやレバーといったハードパーツ、さらにはBMX、マウンテンバイク、スノーモービル、ジェットスキーといったあらゆる乗り物に関する用品を一挙に開発しているメーカーは世界的にみても珍しい。FLYはそんな遊び心にあふれた総合エクストリーム系メーカーで、このヘルメットは同社のミドルレンジを担うラインだ。

 

写真:酒井 一郎/レビュワー:櫻井 伸樹

 

 

[ レビュー ]

このヘルメットのカラーは全部で7色あるが、中でもこの『ワイルド』と呼ばれるカラーは一番派手なもの。パープルとレッドのグラデーションベースの中に放射状の黒い縞々。そこに深紅の内装と黄色のマウスガードという、なかなか日本人ではできない配色とデザイン。この奇抜でド派手なグラフィックこそがこのヘルメット最大の魅力だ。

 

では機能はどうかというと、これも充実している。帽体は強さと耐久性にすぐれたポリアロイシェルを採用。スネル2010及びDOT、ECE、SG、PSC、FIM(MFJ)とあらゆる規格をクリアしている。

 

ベンチレーションも優秀で、口、頬、頭頂部、後頭部など12か所のインテークから入った風は、6か所のエギゾーストベントから排出され、内部の蒸れや湿気をしっかりと解消してくれる。水洗い可能な内装は、クイックスナップシステムにより簡単に着脱できるのも嬉しい。

 

モトクロスやエンデューロといったハードな使い方から、普段の林道ツーリングまで幅広く使えるヘルメットだ。

 

 

[ アイテム詳細 ]

側面はメーカー名が大きく主張されたデザイン。チンガードがやや長めなのでハードなライディングでも息苦しさはないだろう。これだけ派手なので、レースではすぐに見つけることができるはずだ。

 

鮮やかな紅い内装はクイックスナップシステムにより簡単に取り外すことができる。もちろん装着も容易だ。これがやりずらいとなかなか洗濯に踏み切れないのでこれはポイント高し。

 

バイザーは長すぎず短すぎずのちょうどいい長さ。左右のアルミネジを緩めることで位置調整や交換が可能だ。

 

後頭部はややエッジのある独特なデザイン。このエッジのおかげでゴーグルがずれるのを防いでいる。前側のゴーグルとの干渉部もフィット感は上々だった。

 

目の覚めるような黄色いマウスガードは取り外し不可だが、鼻を覆うノーズガードは着脱可能だ。

 

[ ポイント ]

フィット感、かぶり心地、風抜けも充分なもの

 

 

[ 製品情報 ]

メーカー/FLY RACING

製品名/THREE.4

価格/2万4,305円(税抜)

販売元/モトバレーゼ

規格/DOT、ECE、SNELL M2010、SG、PSC、FIM(MFJ)

質量/1,656g(編集部実測)

カラー/写真はワイルドカラー、他にチャコール、レッド/ブラック、グリーン/ライム、ホワイト/ブラック、ホワイト/ブルー、パープル/ピンク

 

 

[ お問い合わせ ]

モトバレーゼ

TEL/011-666-0200

 

 

[ 記事提供 ]

ガルル編集部

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