あらゆるハンドルに簡単に装着可能。拳を守り、ルックスも大幅アップ!!

掲載日:2014年08月12日 オフロードアイテムレビュー    

レンサルといえばモトクロスやエンデューロのみならず、オフ車に乗るライダーにはもはや説明の必要がないほど有名なハンドルメーカー。その歴史は1969年当時、鉄が主流だったハンドルをアルミで作ったことが始まりだ。それから今日までの飛躍ぶりは周知の事実。このハンドガードはそんなハンドルを知り尽くした同社が開発したもの。簡単装着が特徴で、車種にもよるが直径22.2mmのパイプハンドルであれば30分もかからずに装着できそうだ。

 

写真:酒井 一郎/レビュワー:櫻井 伸樹

 

 

[ レビュー ]

6月になると植物はいっきに生育を始め、とくに林道では左右から植物が張り出してハンドルやらミラーにビシバシと当たる。またレースでは前走車がほじった小砂利などが猛烈な勢いで後続を襲うことがある。そんなときにハンドガードがないと、枝や砂利が拳を強打してもんどりうつことになる。だからハンドガードはオフ車にはなくてはならないアイテムだ。

 

前述したようにこの製品の最大の魅力は、車種を問わず簡単に装着できること。ハンドルに幅10mmのクランプをネジ留めし、そのクランプにアームを接続。アームにガード本体を装着するといういたってシンプルな構造だ。しかもアームはハンドルの上からも下からも出すことができるという臨機応変さ。1本アームがゆえの耐久性にやや不安を覚えるが、今回装着してみたところ、走行中にぐらつきやブレは見られなかった。

 

またベースカラーとなるグレー×ブラック以外にレッド×ブラックとブルー×ブラックのステッカーが付属。好みの色を選べるのもユーザーの立場にたったうれしい配慮だろう。

 

 

[ アイテム詳細 ]

これがこのハンドガードの内容物一式。クランプ、アーム、本体とそれをそれぞれ接続するボルトといういたってシンプルな内容だ。注意したいのは最近流行のテーパーバーへの装着は厳しいということ。テーパーバーの場合は、グリップ周辺の直径22.2mm部分であれば装着が可能だ。市販状態では本体にグレー×ブラックのステッカーが貼られているので、ブルーやレッドに変える場合は一度はがして貼り直す必要がある。

 

本体はこのプラパーツとアームを挟んで固定する。穴が3かカ所にあるので、任意の位置を選択できるぞ。

 

アームはこのように上に出すのが普通だが、リザーバータンクやスイッチボックスなどと干渉する場合は下から出すことも可能だ。

 

さすがにレンサルの製品だけあって、ハンドルとの一体感は上々。ハンドガードは枝や飛び石から手を守る役目以外に、冬は防寒効果、雨の日にも防水に役立つなどその恩恵は大きいのである。

 

[ ポイント ]

枝や飛び石以外にも風雨や防寒効果もアップ

 

 

[ 製品情報 ]

メーカー/RENTHAL

製品名/Handguard Set

価格/7,000円(税抜)

販売元/ダートフリーク

質量/片側139g(編集部実測)

カラー/白ベース、赤、青のステッカー付属

 

 

[ お問い合わせ ]

ダートフリーク

TEL/0561-86-8301

 

 

[ 記事提供 ]

ガルル編集部

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