ネックブレイスの装着に対応できる軽量なエンデューロジャケットが発売

掲載日:2014年03月11日 オフロードアイテムレビュー    

オフロードブランドとして復活を果たして以来、ラインナップを拡張しているJT Racing。このエンデューロデュアルジャケットは、同社の基本モデルであるSIX DAYSジャケットをベースとして、ネックブレイスの装着を考慮して作られている。薄くて強度のある生地は防水加工も施され、軽い着心地とオフロードライディングに必要な防水性を両立。ベンチレーション機能が増設され、袖の取り外しも可能なので、3シーズン対応になっている。

 

写真/長谷川 徹 レビュワー/東福寺 保雄

 

 

[ レビュー ]

テスト当日の気温は12度。風がなく、この時期のオフロードライディングではそれほど寒さを感じない1日だった。テストは同じく東福寺氏に担当してもらった。

 

「薄手の生地になっていることもありますが、手に取っただけで軽さが分かりますね。着心地も軽いから、長時間のライディングで疲労を軽減してくれそうですね。

 

薄手といっても強度はあるし、枝が当たったくらいでは破れないでしょう。それでいてゴワゴワせず、ボディアクションしやすいのがライディングジャケットとして高く評価できます。

 

ネックブレイス装着時は襟元をファスナーで外すので、防風性は下がります。その代わり、首まわりに窮屈さもないので、ジャケットの着心地のよさとボディアクションのしやすさは損なわれません。ジャージだけでは寒いという時に、ネックブレイスを装着してオフロードライディングする人に最適なジャケットになっていると思いますね」と、東福寺氏も好感触を得たようだ。

 

 

[ アイテム詳細 ]

[ 1 ]ネックブレイスを装着した状態。襟元を外すことで対応している。胸にある黒い丸状パーツは、ハイドロパックのチューブを通すために穴。その上にあるのがベンチレーション開口部。

 

[ 2 ]こちらは背中側のベンチレーション開口部。開口部は大きく開くタイプではないが、巡航時には空気の流れを感じることができる。

 

[ 3 ]袖もファスナーで着脱可能。暑い時期にはベストとして着用することで、体に当たる走行風を緩衝してくれる。取り外した袖は背中のポケットに収納できる。

 

[ 4 ]右の袖にはシースルーのポケットを装備。右胸にもシースルーのポケットがある。

 

[ 5 ]東福寺氏の身長は180cm。Lサイズを着用。適度に余裕のあるフォルムがボディアクションのしやすさになっている。前面のボタン付きのポケットはサイドにファスナーが設けられ、手を入れられるようになっている。強度と軽さを両立した着心地はオフロードライディングに最適の仕上がりといえる。

 

[ ポイント ]

着心地がよくネックブレイス使用者にとくにおすすめ

 

 

[ 製品情報 ]

メーカー/JT Racing

販売元/ウエストウッド

価格/2万6,250円(WW会員価格2万2,313円)

製品名/ENDURO DUALジャケット

重量/1,200g(Lサイズ・編集部実測値)

サイズ/M、L、XL

カラー/オレンジ、ブラック

素材/PUコーティングナイロン、PUコーティングポリエステル

 

 

[ お問い合わせ ]

ウエストウッド

TEL/0297-62-7756

 

 

[ 記事提供 ]

ガルル編集部

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