高い防風・防寒性を発揮するZETAアーマーハンドガード専用ハンドカバー

掲載日:2014年01月14日 オフロードアイテムレビュー    

バイクに装着するハンドカバーは、防寒アイテムの定番と言えるほどのロングセラー商品が多いが、今シーズンはZETAブランドからニューモデル『CWハンドカバー』が登場した。ZETA製アーマーハンドガード専用とすることで、バイクへの確実な取り付けを実現。メインの生地にはPVCコーティングを施し、雨風、泥の浸入をシャットアウトしつつ、高い防風性も確保。防寒性と操作性を両立しているのが特徴となっている。

 

写真/酒井 一郎/ レビュワー/小川 浩康

 

 

[ レビュー ]

寒さが厳しいこの時期のバイク移動では、レビュワーは汎用車種向けのハンドカバーを使用している。防風性は確かに高まるが、汎用車種向けということで車体にガッチリ固定できず、走行風でハンドカバーがバタつくこともある。すると、ライディング中に不快感が生じるだけでなく、隙間風が入ってきて結局寒さを感じることになってしまう。

 

そうした不満を解消するためにZETAは同社のアーマーハンドガード専用として開発。ハンドカバーをアーマーハンドガードにボルト留めするので走行中にブレず、操作性を損なうことがなかった。また、生地自体にも強度があり、それもハンドカバーの変形を防いでいる。開口部はネオプレン素材を使用して手首まわりとのフィット感を高めつつ、ハンドル操作を妨げない柔軟さを持たせている。

 

今回のテストでは、ダート走行時の取り外しを考慮して内側のベルクロベルトを使用しなかったが、それでも走行中のズレはなく、高い防風性があったことも報告しておきたい。

 

 

[ アイテム詳細 ]

[ 1 ]耐久性のあるナイロン生地を使用し、裏側はPVCコーティング。雨や風の浸入を防いでいる。開口部はネオプレン生地で、ベルクロで開口部の大きさを調整できる。移動時はタイトフィットに、林道走行時は操作性を重視してルーズフィットにすることも可能。

 

[ 2 ]裏地はフリース生地を使用して防寒性を高めつつ、グローブの動きを妨げないスムーズさも実現している。

 

[ 3 ]内側にはベルクロベルトを装備。アーマーハンドガードをより確実に固定することで、バタつきをさらに減少させることができる。

 

[ 4 ]付属のボルトを使用してアーマーハンドガードに固定する。ハンドカバー自体に補強が入っているので、走行中に型崩れしにくい。バイクへの着脱は汎用車種向けより一手間かかるが、この型崩れのなさとネオプレンのフィット感が高い防風性と防寒性を実現してくれる。

 

[ 5 ]上下方向の厚みが抑えられているので、装着時もそれほど大仰なフォルムにならない。

 

[ ポイント ]

マシンへの確実な固定が高い防風性と防寒性を発揮

 

 

[ 製品情報 ]

メーカー/ZETA

販売元/ダートフリーク

製品名/CWハンドカバー

重量/250g(片側・編集部実測値)

カラー/ブラック

素材/ナイロン、ネオプレン、PVC、ストレッチファブリック、ラバー

 

 

[ お問い合わせ ]

ダートフリーク

TEL/0561-86-8301

 

 

[ 記事提供 ]

ガルル編集部

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