防水性のある12Vのバイク用USBチャージャーが発売された

掲載日:2013年12月03日 オフロードアイテムレビュー    

スマートフォンを地図やナビゲーション代わりに使うライダーが増えたことで、走行中にスマートフォンの電源を確保する必要性も高まってきた。キジマが発売したUSBチャージャーツインポートは、その名のとおり2つポートがあることと、高い防水性も持っているのが特徴。スマートフォンとハンディGPS(ナビゲーション)を同時に充電でき、高い防水性がマイナートラブルを防ぐ。安心してツーリングを続けさせてくれるアイテムなのだ。

 

写真/長谷川 徹/ レビュワー/小川 浩康

 

 

[ レビュー ]

レビュワーはツーリング時に、スマートフォンの地図アプリとGPSアプリを使用している。しかし林道は電波状態が悪く、つねに基地局を探していることもあり、バッテリーの減りがいつもより早い。そのため極力電源を切るようにしているのだが、これではすぐにアプリを使用できず、本末転倒な感が否めなかった。

 

このキジマ製USBチャージャーを使いやすいと思ったのは、配線を直接バッテリーに取り付けられることだった。結線しないのでトラブル発生箇所が減り、さらにキャップを閉めた状態ではIPX7相当(一時的な潜水に対応)の防水性能を発揮することも安心感を高めてくれる。

 

またバッテリー電圧が12V以下になると充電を停止する電圧保護機能も搭載されていて、待機電流も0.1mA以下と、バッテリーの負担を極力減らしているのも高ポイント。

 

USBケーブルを差し込むと充電が始まるが、セルが回りにくくなったり、アイドリングが乱れることも一切なかった。コンパクトな作りも使い勝手のよさになっている。

 

 

[ アイテム詳細 ]

[ 1 ]iPhoneをはじめとするスマートフォン、iPad、ドライブレコーダー、ナビゲーションなどを同時に充電できるツインポート。キャップを閉めるとIPX7相当の防水性能を発揮する。キャップを開けた充電時は防水にはならない。

 

[ 2 ]配線をバッテリーに直接取り付ける。+と-を逆に接続してもショートせずに使用できる。

 

[ 3 ]バッテリー電圧が12.5V以上のときはインジケーターが緑色に点灯する。12.3V以下になると消灯し、充電しなくなる。また、端末からの出力を検知するスマートチャージ機能を搭載。端末不接続時にはバッテリー電力をほぼ使わなくなる。

 

[ 4 ][ 5 ]蛇腹部分は伸縮させることができる。充電中のUSBポートを覆うことができる。ミラー共締めタイプと平面に固定するタイプの2種類のステーが同梱。

 

[ 6 ]よりコンパクトなシングルポートタイプもラインナップ。全長65mm×φ19.5mm。ブルー、オレンジ、ガンメタの3色で、価格は5,040円。IPX5相当の防水性能となる。配線長は50cm。

 

[ ポイント ]

バッテリーに負担をかけず、USB端末で充電できる

 

 

[ 製品情報 ]

メーカー/キジマ

販売元/キジマ

製品名/USBチャージャー ツインポート

重量/149g(編集部実測値)

カラー/ガンメタ、オレンジ、ブルー

サイズ/全長90mm×φ30mm

INPUT/DC12V、OUTPUT/DC5V

最大電流/5A、配線長/150cm

価格/8,190円

 

 

[ お問い合わせ ]

キジマ

TEL/03-3897-2167

 

 

[ 記事提供 ]

ガルル編集部

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