安全性と運動性に定評あるTCXがアールエスタイチで販売開始!

掲載日:2013年11月19日 オフロードアイテムレビュー    

イタリア北部のモンテベルーナに本拠地を置くTCXブーツは、モトクロス、ダートトラック、ATV、オンロードと幅広いラインナップとなっている。すでに日本でも販売はされていたが、新たにアールエスタイチが正規代理店となり、大々的なプロモーション活動が行われるようになったのだ。今回はモトクロスブーツのTCF900 PRO2.1をテスト。トーション・コントロール・システム(TCS)という独自の可動範囲調整機能が特徴になっている。

 

写真/長谷川 徹/ レビュワー/東福寺 保雄

 

 

[ レビュー ]

オフロードライディングの中でも、とくに足首に大きな負荷がかかるのがモトクロスだ。そこで、足首のプロテクション性を損なうことなく、快適性も両立するために開発されたのが、TCXブーツ独自の機能TCSなのだ。テストは東福寺 保雄氏に依頼し、モトクロスコースとタイトなセクションの多い河川敷ダートを走行してもらい、TCSとブーツの履き心地をチェックしてもらった。
「柔らかい履き心地ですね。とくに足の指あたりがソフトな印象です。インナーブーティはフィット感があるのですが、ステップを踏ん張った時にもう少しシッカリ感があるほうが個人的には好みです。

 

ただ、履いてすぐに足首の前後方向の動きがスムーズで、ペダル操作しやすかったのはよかったです。左右方向はある程度動きが制限されますが、ガチガチということもなかったです。動く所は動き、締まる所は締まって、しっかりしたプロテクション性があるのがTCSの特徴ですね。安心してモトクロスできる仕上がりになっていますよ」

 

 

[ アイテム詳細 ]

[ 1 ]アキレス腱の部分に見えるのがトーション・コントロール・システム(TCS)。脹脛とカカトの中にスライドすることで足首の動きを制限し、足首まわりのケガを防いでくれる。バックルはアルミ製でスムーズな作動性と確実なロックを両立している。

 

[ 2 ]くるぶし部分にもプロテクションパーツを配置。足首の前後方向の動きは妨げず、左右方向の動きをコントロールしてくれる。

 

[ 3 ]ソールはフラットなモトクロスタイプ。路面との無駄な引っかかりを防ぐ形状になっている。

 

[ 4 ]インナーブーティを標準装備。くるぶし部分にパッドが装着され、ブーツ本体とのフィット感を高めている。通気性のある素材で蒸れにくくなっている。

 

[ 5 ]US9(27.0cm相当)を履いた状態。両膝にはニーブレイスを装着している。どこかが当たったりするような不快な履き心地は皆無。最新のスタンダードに則った、適度なホールド性のある装着感になっている。

 

[ ポイント ]

安全性と操作性を両立したモトクロスレース用ブーツ

 

 

[ 製品情報 ]

メーカー/TCX

販売元/アールエスタイチ

製品名/TCF900 PRO2.1

重量/2,000g(27.0cm片足)編集部実測値

カラー/ホワイト、ブラック

サイズ/US5~US12(25.5~29.0cm/28.0cmまでは0.5cm刻み)

素材/撥水&高強度マイクロファイバー(合成皮革)、ポリウレタン

価格/4万7,250円

 

 

[ お問い合わせ ]

アールエスタイチ

TEL/072-874-3268

 

 

[ 記事提供 ]

ガルル編集部

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