ロングセラーの折りたたみ式トレーラーが耐久性と防水性を向上してリニューアル

掲載日:2013年09月24日 オフロードアイテムレビュー    

荷台を折りたたむことができるので、使用しない時にコンパクトに収納できるMT-34Fトレーラー。荷台面がフラットなので、オフロードバイク、ATV、ボートなどと幅広いタイプのレジャービークルに対応できる。そうした収納性と積載性の両立が人気を呼び、ロングセラーになっている。このMT-34Fトレーラーが塗装の質を格段に向上し、テールランプも新型を採用。耐久性と防水性を大幅に向上し、コストパフォーマンスもより向上しているのが大きな特徴だ。

 

写真/酒井 一郎 レビュワー/小川 浩康

 

 

[ レビュー ]

シーマリンのトレーラーはコストパフォーマンスのよさに定評があるが、その中でもこのMT-34Fトレーラーは「ベストバリュー」という評価も聞こえるほどの人気モデルとなっている。

 

今回、塗装材料を見直すことで耐光性を向上。長期間の屋外使用による塗装の変色、劣化を抑え、耐久性も高められている。またテールランプまわりの防水性も高められ、雨天や洗車時の水・泥の浸入を防ぎ、電装系トラブルを軽減。使いやすさを損なうことなく、より長く使用するための改良が施されている。

 

また、このMT-34Fトレーラーは書類申請のみでナンバー取得が可能。軽ナンバーとなるので税金の安さも魅力。さらに折りたたむことでコンパクトに収納できるので、たとえば駐車場横などといった狭い場所にも置くことができる。この折りたたみ作業も慣れれば10分程度で行えるようになる作業性のよさもあり、思っていた以上に「使いやすい」という印象を受けた。トレーラー自体が軽量なので、軽自動車で牽引できるのも大きなメリットと言える。

 

 

[ アイテム詳細 ]

[ 1 ]トレーラー全長3,390mm、荷台長は2,300mm。ホンダCRF250L(全長2,195mm)を搭載したところ。オフロードバイクであれば、2台積みもできるという。バイクを積み下ろしやすく、搭載状態のままバイクを洗車できるのもトレーラーのメリット。

 

[ 2 ]フックが4つ標準され、タイダウンしやすい。

 

[ 3 ]折りたたむ手順。まず片側2本、計4本のボルトを抜き取る。ちなみに、チェーンの着いたフックをホイールに引っ掛けることで、パーキングブレーキになる。

 

[ 4 ]ボルトを抜き去れば、荷台を折りたためる。

 

[ 5 ]付属のステーで荷台を固定。あとは荷台を垂直方向に起こしていけば、トレーラーを自立させられる。荷台はタイヤを軸に動くので、それほど力を使わなくても直立させられる。直立時は高さ180cm、幅145cm、奥行き60cmとなる。

 

[ ポイント ]

省スペースで格納。ランニングコストを抑えられる

 

 

[ 製品情報 ]

メーカー/シーマリン

販売元/シーマリン

製品名/MT-34F 折りたたみ式トレーラー

車両重量/150kg

全長×全幅/3,390mm×1,470mm

荷台サイズ/2,300mm×1,000mm

最大積載量/300kg

価格/14万9,999円

 

 

[ お問い合わせ ]

シーマリン

TEL/029-885-9323

 

 

[ 記事提供 ]

ガルル編集部

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