ヘルメットホルダーをより使いやすくするアイデアパーツがキジマから新発売!

掲載日:2013年07月30日 オフロードアイテムレビュー    

国産・海外メーカーの様々なカテゴリーに向けたオリジナルパーツの開発販売を行っているキジマは、創業から50年以上の歴史を持つ老舗ブランドだ。我々オフロードライダーには、「使える」リヤキャリアメーカーとしても馴染み深い。CRF250L用リヤキャリアはオプションパーツカタログにも記載されるなど、製品作りの確かさが高く評価されている。そのキジマがヘルメットホルダーを使いやすくするアイテムを新発売したので、早速チェックしてみた。

 

写真/酒井 一郎 レビュワー/小川 浩康

 

 

[ レビュー ]

外出先でバイクから離れる場合、ヘルメットはヘルメットホルダーに掛けることになる。しかし、ヘルメットホルダーは奥まった位置にあることが多く、リヤに荷物を積載している場合などは使いにくさを感じやすい。そこでバックミラーに被せてしまうのだが、この状態はヘルメットが落下しやすく、またヘルメット内装にも悪影響を与えやすい(ヘルメットメーカーはバックミラーに被せて置くことを推奨していない)。結局、ヘルメットを持ち歩くことが多いのだが、標準装備されているヘルメットホルダーを使わないのはモッタイナイ。

 

このヘルロックアシストは、ヘルメットのDリングに通すだけ。仕組みとしてはベルトの長さを伸ばすだけなのだが、アルミプレートで剛性があるのでヘルメットホルダーに引っ掛けやすくなっている。付属のカラビナをあらかじめヘルメットホルダーに装着しておけば、ワンタッチでヘルメットを着脱できるようになる。仕組みは単純だが、そうしたアイデアを形にできるのがすごいと思った。使えるアイテムだ。

 

 

[ アイテム詳細 ]

[ 1 ]ヘルメットのDリングに通す。ヘルロックアシストの張り出し部分がカチッと引っ掛かる。

 

[ 2 ]あとはヘルメットホルダーに引っ掛けるだけ。ヘルロックアシストはアルミ製で剛性があり、持ちやすい。この持ちやすさとベルト長が伸びることで、操作性が大幅に向上する。テスト前は話半分といった気持ちだったけれど、予想以上に使いやすかったというのが正直な感想。ツーリング時に携行しても苦にならない大きさ・重さなのもいい。もちろんデイリーユースにも使いやすい。

 

[ 3 ]付属のカラビナを使えば、2つのヘルメットをヘルメットホルダーに引っ掛けやすくなる。

 

[ 4 ]カラーは全5色だが、付属のカラビナはガンメタのみになる。

 

[ 5 ]BMWやハーレーなどヘルメットホルダーを装備していないモデルもある。そうしたバイクや、シートを脱着しないと使用できないバイク用のヘルメットロックもラインナップしている。車種毎に開発されているので、しっかりとフィッティングできるのもメリット。

 

[ ポイント ]

持ち運びやすく、使いやすさを大幅に向上してくれる

 

 

[ 製品情報 ]

メーカー/KIJIMA

販売元/キジマ

製品名/ヘルロックアシスト

重量/8g、カラビナ3g(編集部実測値)

全長/7cm

カラー/レッド、ブルー、オレンジ、グリーン、ガンメタ

素材/アルミ

価格/840円

 

 

[ お問い合わせ ]

キジマ

TEL/03-3897-2167

 

 

[ 記事提供 ]

ガルル編集部

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