より少量で効果を発揮する環境にやさしい高効率オイル添加剤

掲載日:2013年04月16日 オフロードアイテムレビュー    

エンジンオイルに添加することで金属表面を改質、フリクションを低減するとともに耐久性も向上させるスーパーゾイルに、新シリーズが登場。「エコシリーズ」と名付けられた本商品は、添加率を従来の半分に抑えたもので、エンジンオイル総量のわずか5%で効果を発揮。新パッケージのイメージからも伝わるように、より環境にやさしい製品へと進化した。環境にやさしいだけでなく、リピーターにとっては金銭的負担が減ることになるのもうれしいところだ。

 

写真/酒井一郎 レビュワー/小川浩康

 

 

[ レビュー ]

テスト車両は走行約1万2,000kmのヤマハWR250R。オイル交換はマメに行なっているものの、これまで添加剤を投入した経歴は無し。また今回は、まだオイル交換時期に達していなかったため、スーパーゾイルを添加するだけの作業を行った。WR250Rのエンジンオイル総量は1.5Lなので、スーパーゾイル75ccを計量し添加。その後エンジンを始動ししばらく暖気。オイルレベル窓から点検したところ、しっかりと規定レベル内に収まっていた。添加量が少なくて済むメリットはこういう部分にもありそうだ。

 

その後しばらく走行してみると、エンジンの回り方に関しては際立った変化を感じられなかったものの、シフトフィールには変化が見られた。エンジンオイルを交換していないのに、オイル交換直後のような「コクッ」というタッチが得られ、ニュートラルにも気持ちよく入る。もともとメカノイズが大きい車両ではなかったが、ややエンジンの静粛性も高まったように感じられた。

 

 

[ アイテム詳細 ]

[ 1 ]エンジンオイル総量1.5Lに対しての5%なので、75ccを軽量。本来は小さめのメスシリンダーを使用したいところだが、これくらいの少量なら台所用の計量カップなども流用できる。容器に入れたスーパーゾイルは、エンジンオイルと同じような茶褐色。

 

[ 2 ][ 3 ]エンジンオイル注入口から直接投入。この後、エンジン&ミッション内部での撹拌状況を想像しながらしばらく暖機運転した。

 

[ 4 ]こちらは同じくZOILブランドの多目的潤滑スプレー(2,310円/280mL)。こちらも金属表面改質剤を配合し、マルチに使える。

 

[ 5 ]オフロードライダーが頻繁に行うワイヤーへの注油や

 

[ 6 ]しばらく乗らずに乾ききってしまったインナーチューブなどにも効果あり。特に長期保管後のレーサーモデルなどでは、オイルシールの損傷を防ぐためにも、フロントフォークを作動させる前にメンテナンスしておきたい。

 

[ ポイント ]

少量を加えるだけで手軽に得られる安心感

 

 

[ 製品情報 ]

メーカー/ZOIL

販売元/パパコーポレーション

製品名/SUPER ZOIL(ecoseries)for 4cycle

価格/9,800円(320mL)、6,800円(200mL

内容量/320mL/200mL

 

 

[ お問い合わせ ]

パパコーポレーション

TEL/03-3589-8000

 

 

[ 記事提供 ]

ガルル編集部

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