モトクロスシーンを席巻した透明保護フィルムブランド100%がゴーグルをリリースして復活

掲載日:2012年04月24日 オフロードアイテムレビュー    

80年代当時、マシンに貼られたゼッケンやスポンサーデカールは粘着力が弱く、剥がれてしまうことが多かった。それを防ぐために透明の保護フィルムを上張りしていたのだが、その保護フィルムメーカーとしてジョニー・オマラ、デビッド・ベイリーといった往年の名ライダーに愛されたのが、100%なのだ。その100%が突如ゴーグルをリリース。ノーズガードを標準装備したRACECRAFTと、メガネ装着に対応したACCURIの2タイプをラインナップしている。

 

写真/酒井一郎 レビュワー/小川浩康

 

 

[ レビュー ]

テスト時のヘルメットは、アライのVクロス3を使用した。まずはRACECRAFTを装着。このゴーグルのストラップはアウトリガー(ステー状パーツ)を介していて、さらにノーズガードが標準装備されている。Vクロス3は開口部がやや狭めなこともあり、ギリギリ収まるという感じだった。とはいえ装着感がキツイということはなく、むしろタイトなフィット感を得られた。続いてACCURI。ノーズガードが装備されていないこともあって、開口部の上下方向に余裕がある。また、フレーム本体の湾曲がRACECRAFTよりも緩いこともあり、ややソフトめなフィット感になっていた。このフィット感のおかげでメガネを装着しても、こめかみが痛くならない。ただし、メガネ用と明記されたゴーグルほどの余裕はないので、メガネライダーは一度フィッティングしておくことをおすすめする。どちらもレンズ面が広く、視界の広さは特筆もの。デザインが気に入ったら即買いのゴーグルといえる。

 

 

[ アイテム詳細 ]

①RACECRAFTはアウトリガー(白いパーツ)を介してストラップが装着される。よりタイトなフィット感を生んでくれる。スポンジは3層構造で泥やホコリの浸入をシャットアウト。顔との当たり面にはフェルト生地が装着され、心地よい装着感を与えてくれる。

 

②ゴーグル本体のラウンドが異なる。ラウンドの緩いACCURIは装着感もソフトになるので、メガネ装着にも対応できる。

 

③RACECRAFT装着図。開口部にギリギリ収まっている。ちなみに天地方向の実測値は11cm。ゴーグル収納袋とティアオフレンズが同梱されている。

 

④ACCURI装着図。天地方向の実測値は10cmで、開口部内に余裕ができている。ゴーグル収納袋が同梱されている。どちらのゴーグルも日本人専用ではないので、鼻部分にすき間ができるという話もある。しかし、ストラップをタイトめにセットするのが好みということもあるが、レビュワーはすき間が気になることはなかった。過不足のない作りで、コストパフォーマンスも良好だと感じられた。

 

 

[ ポイント ]

広い視界と確かな作りでコストパフォーマンス良好

 

 

[ 製品情報 ]

メーカー/100%

販売元/ウエストウッド

製品名/RACECRAFTゴーグル / ACCURIゴーグル

価格/7665円 / 5355円(ウエストウッド会員価格は6132円 / 4284円)

重量/150g / 140g(編集部実測値)

カラー/ブルー×ホワイト、ブラック×ホワイト、ブラック×イエロー、ブラック×レッド、ホワイト、バーシティ、バーコード、レッドディストラクト、オレンジディストラクト / ホワイト×レッド、レッド×ウェルド、ブルー×ウェルド、イエロー、ブラック、レッド、ブラックシアン

 

 

[ お問い合わせ ]

ウエストウッド

TEL/0297-62-7756

 

 

[ 記事提供 ]

ガルル編集部

こちらの記事もおすすめです

この記事に関連するキーワード

新着記事

タグで検索