林道ツーリングやエンデューロに携行する工具をライディングを妨げずに収納できる

掲載日:2011年03月22日 オフロードアイテムレビュー    

ハンドガード、ライトカウル、フェンダーといった外装プラスティックメーカーとして30年以上の歴史を持つイタリアのUFO社。プロテクターやモトクロスウエアも手がけ、GARRRRではチビテク講師・内山裕太郎選手の愛用ウエアとしてもおなじみだ。そのUFOが、林道ツーリングやエンデューロに携行したい工具を収納できるウエストバッグをリリース。日本ではダートフリークから発売されることになった。それがEDベルガウエストバックだ。

 

 

 

 

[ アイテム紹介 ]

バッグ本体とベルト部分には強度のあるナイロン素材が使用されていて、木の枝のヒットやダートでの転倒から収納物をしっかりガードしてくれる。本体裏面にはクッションパッドが装備され、当たりの柔らかさを実現。ベルト部分にはメッシュ素材が配置され、蒸れを防いでいる。体を動かすことの多いオフロードライディングでズレず、不快さのない装着感を実現しているのが特徴だ。本体フラップ部分には反射テープを装着して視認性を向上するなど、公道走行時の安全性も高められている。

 

 

[ レビュー ]

写真/長谷川徹、酒井一郎  レビュワー/石井正美、小林直樹、小川浩康

 

 

テストはXR250で河川敷ダートを走行して行った。フラットダート、ウッズ、玉石といった路面を走破するためのボディアクションは、通常の林道ツーリング以上に必要になり、マシンの上下動もそれに合わせて大きくなった。

工具はレビュワーが林道ツーリングに行く時につねに携行しているもので、コンビネーションレンチ5本、ドライバー2本、プラグレンチ、プライヤー、結束バンド、針金、パンク修理キット、ヘックスレンチセット、ソケットレンチとビット3個、交換プラグ、予備レバー2本が収納できた。バッグ本体のサイズはタテ15・5㎝×ヨコ24㎝ なので自前のタイヤレバーは収納できなかった。

装着はプラスチック製バックルを閉じ、ベルトを体に合わせて調整するだけ。工具の重量で重さは感じるものの、クッションパッドが利いているおかげで工具が当たって痛い思いすることは皆無だった。ボディアクションを妨げない作りは、アタックツーリングやエンデューロでライダーの疲労軽減にも役立ってくれるだろうと思った。

 

 

[ アイテム詳細 ]

エンデューロジャケットに使用されるようなナイロン生地で、強度も高い。反射テープが装着されたフラップの下は小物入れ。

 

クッションパッドとメッシュ素材。装着時に体とすき間を設けることで蒸れを防いでくれる。

 

本体横のポケットは携帯電話を入れるのにちょうど良い大きさ。iPhoneは入らなかった。

 

プラスチックバックルをはずしフラップを開け、ファスナーを開くと工具を収納できる状態になる。工具はゴムベルトで押さえられる。見た目以上の収納力だ。不意の雨程度であれば大丈夫そうだが、防水仕様ではないので濡れてはいけないものには防水対策をしておこう。

 

フィット感がよく、ズレにくい。世界エンデューロ選手権で愛用されるのも分かる作り込みだ。

 

 

[ 商品情報 ]

メーカー/UFO

商品名/EDベルガウエストバック

価格/6,615円(税込)

重量/488g(編集部実測値)

カラー/ブルー、レッド、ブラック

素材/ナイロン

サイズ/タテ15.5cm×24cm(編集部実測値)

 

 

[ お問合せ ]

ダートフリーク

TEL/0561-86-8301

 

 

[記事提供]

ガルル編集部

 

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