【アプリリア 最新モタード SX125試乗記事】見た目も走りも本物の都会派スプリンターだ!

掲載日:2019年03月07日 試乗インプレ・レビュー    

取材・文/佐川 健太郎 撮影/山家 健一

アプリリア SX125 特徴

クラスを超えた
ハイスペックな作り込み

アプリリア SX125の試乗インプレッション

「SX125」は125ccクラスの本格的オフロードモデルである「RX 125」がベースになっている。エンジンは水冷4スト単気筒DOHC 4バルブ125 ccからクラス最高レベルの15ps/10,700rpmを発揮するなどパワフル。シャーシはモトクロッサーを思わせるツインスパー形状の高剛性スチール製フレームに、同じくスチール製ロングスイングアームの組み合わせ。足まわりにもフロントはφ41mm倒立フォーク、リアもプログレッシブリンク付きモノショックを採用し、前後それぞれ240mm/220mmというモトクロッサー並みのロングストロークが与えられるなど、スペックを見れば見るほど「本格的」という言葉が浮かんでくる。

アプリリア SX125の試乗インプレッション

ベースとなったRX125との違いは主に足まわりだ。オフロードタイプのRX125は前後21/18インチとフルサイズのホイールを装備しているのに対し、SXは前後17インチと標準的でタイヤもワンサイズ幅広なオンロードタイプを装着。ブレーキディスクもRXがウェーブ形状の小径タイプであるのに対しSXはフロントにφ300mmの大径タイプを奢るなど、明らかにオンロードでの走りを重視した設定となっている。

アプリリア SX125の試乗インプレッション

ちなみにエンジンスペックや前後サスペンションのストローク量などは共通だが、ドリブンギヤが7丁小さくなり、より高速型のファイナルになっている点もポイントだ。また、主にホイール径の違いによりシート高は880mmとなり、RXに比べて25mmほど低く、結果的に足着き性も向上している。人目を惹くスタイリッシュな外装デザインは共通だ。

SX125の試乗インプレッションは次ページにて

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