ヤマハ セロー250
ヤマハ セロー250

ヤマハ セロー250 – 20年以上の歴史を持つ名作マウンテントレール

掲載日:2008年11月06日 試乗インプレ・レビュー    

構成/バイクブロス・マガジンズ編集部

20年以上の歴史を持つ
名作マウンテントレール

セローは、1985年以来連綿と続くヤマハを代表するモーターサイクルだ。高いシート高と長いサスペンションストロークを持つ一般的なオフロードモデルとは異なり、足つき性の良さを重視した低いシート高と足回りを備えている。「二輪二足」で山道を楽しむマウンテントレールとして発売され、モデルチェンジを重ね今年でデビュー23年目だ。

ヤマハ セロー250の画像

セローは小さく軽量な車体ゆえ手軽に乗れるコミューターとしての側面も持っているが、本領を発揮するのは山岳路。普通のオフロードバイクではためらってしまうような深い山道でも、持ち前の軽さと扱いやすさによって楽しめてしまうことから、女性や小柄なライダーだけでなく、オフロードに慣れ親しんだベテランライダーまでも虜にしてきた。そんなセローだが、2005年のフルモデルチェンジで大きく変わった。排気量拡大だけでなくフレーム自体も見直されたため、「それまでのセローの良さが無くなってしまうのでは?」というライダーたちの不安を耳にしたことは記憶に新しい。しかし、その後一向に「セローは変ってしまった」という話を聞いたことが無い。むしろ、「セローはさらに進化した」との評判を聞くことが増えたほどだ。こうなっては、以前セロー225の素晴らしさを実感した身としては気になってしかたない。しかも、つい先ごろのマイナーチェンジでキャブレターからFIへと変更されているという。今こそ、セローの変化を知る良いチャンスではないだろうか。早速セロー250を借り受け、実際にインプレッションしてみることにした。

ヤマハ セロー250の特徴は次ページにて

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