【ホンダ CRF450L試乗記事】気負わずに乗れる扱いやすさを身につけたレーサー直系モデル!

掲載日:2019年01月10日 試乗インプレ・レビュー    

取材協力/ホンダモーターサイクルジャパン
試乗ライダー/小林直樹 写真/長谷川徹 文/小川浩康
記事提供/ガルル編集部
※この記事は『月刊ガルル vol.392』に掲載された内容を再編集したものです。

ホンダ CRF450L

HONDA CRF450L

雑誌・ガルル「オフロードバイク・テイスティング」という企画では、小林直樹師範が1デイ・ツーリングに出かけ、読者の日常的なバイクの使いかたから、そのバイクの限界性能までを徹底チェックする。今回は話題のホンダCRF450Lをテスト。モトクロッサー直系モデルの味わいかたが分かる!

モトクロッサーCRF450Rを
ベースにしたCRF450Lとは

ホンダ CRF450Lの試乗インプレッション

オフロードエリアを含めた環境への配慮は、日本だけでなく世界的に広まっている。それはアメリカも例外ではなく、トレイル(オフロードエリア)とトレイルを繋ぐ公道でナンバーなしモデルの走行が、厳格に取り締まられるようになったのだ。そこで、高いオフロード性能を持つストリート・リーガル(公道走行可能)モデルを求める声が大きくなり、その回答として誕生したのがCRF450Lなのだ。

ホンダのオフロードモデルでトップに君臨するモトクロッサーCRF450Rをベースに、ユーロ4準拠の排ガス・騒音規制をクリアし、2年保証を適用する信頼性も実現。公道走行も含めた幅広いシーンで操る楽しさを体感できるモデルとなっている。

レーサー由来の加速力とトレールらしい
扱いやすさが街乗りで共存している

街乗り用としてCRF250Lと、オフロード練習用と雪上を走るスノーバイク用として2台のCRF450Rを持っている。そのレーサー直系ながら、公道走行ができるCRF450Lが今回のテストバイクということで、車重やパワーはどうなっているのか? 個人的にすごく興味のある1台なんだ。

これまでにもナンバー付きレーサーモデルで街乗りをしたことがあるけれど、シート高が高かったり、ギア比が低すぎたり、アイドリングが安定しなかったりと、レース向けの仕様が乗りにくさになっていることが多かった。

ホンダ CRF450Lの試乗インプレッション

もともと街乗りを想定していないので、そうした乗り味は当然なのだけど、この450Lはそんな乗りにくさがないことに、まず驚かされた。シート高は895mmと低くはないけれど、車体がスリムかつ軽量なので、片足つま先立ちでも不安を感じない。アイドリングも安定しているし、ウインカーやデジタルメーターもトレールモデル同様の使いやすいレイアウトになっていて、レーサーベースだと気負うことのない扱いやすさがあるんだ。

少し重めのクラッチをつなぐと、極低回転からトルクが立ち上がってきて、車体はスルスルと走り出す。ただ12.0と圧縮比は高めなので、ストンとエンストしないよう、ていねいなクラッチ操作を意識したい。しかし、そこから少しアクセルを開けると、車体は猛然と加速していく。

ホンダ CRF450Lの試乗インプレッション

エンジンのレスポンスがシャープで、車体も軽いからアッという間にスピードが出ている。リッターアドベンチャーのような重い塊に乗っている感じとは違うシャープな加速力は、まさにレーサー譲りだね。

車体が軽いので車線変更も楽だし、前後ブレーキもよく効く。純粋なトレールモデルより振動は感じるけれど、逆にレーサーベースとは思えない少なさで、不快感はない。前後サスの初期がよく動き、乗り心地に硬さを感じないのも街乗りのしやすさになっているね。押し引きも軽いし、レーサーベースなのに街乗りが苦にならないなんて、すごいことだよ。

高速道路でのインプレッションは次ページにて

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