ヤマハ ツーリングセロー

掲載日:2013年05月13日 バイク購入ガイド        件のユーザーレビュー

ヤマハ ツーリングセローの画像
YAMAHA TOURING SEROW

扱いやすさに定評のあるセローに
さらなるツーリング性能をプラス!

オンロードでの軽快な走行性や、オフロードでの扱い易さなどをテーマに開発された、トレッキングモデルのセロー250は、先代225シリーズからのフルモデルチェンジにより、2005年型で登場した。2008年型で燃料供給のF.I.化やフロントフォークの仕様変更といった熟成が加えられたこのセロー250に、4点のアイテムを装着したアクセサリーパッケージモデルが、2012年8月末に発売が開始されたツーリングセローだ。

スタンダードのセロー250から追加されたアイテムは、アドベンチャースクリーン、ブラッシュガード、アドベンチャーリアキャリア、アルミアンダーガード。このうちアンダーガード以外の3アイテムは、この機種の発売に合わせて、セローのデザインを手がけてきたGKダイナミクスがデザインを担当している。アドベンチャースクリーンは、走行時の防風効果を高めるスクリーンと、ヘッドライトまわりを守るフロントガード、様々なギアが装着できるマルチパーパスバーという、3つの機能が集約されたパーツ。これひとつで使い勝手や利便性が向上する。ブラッシュガードは、ハンドガードなどとも呼ばれるパーツで、ハンドル部に装着することでライダーの手を木の枝や飛び石、冷たい走行風などからガード。同時に、転倒時にレバー類が破損する可能性を低減している。またアドベンチャーリアキャリアは、一般的な製品に比べてかなり大型で、荷物の積載性を最優先させたデザイン。スタンダードに装着されているハンドルスタンディングは廃され、キャリアがグリップバーを兼ねる。またアルミアンダーガードは、以前からオプションとして用意されていたアイテムで、オフ走行時にエンジンやフレームが破損する可能性を低減している。

これら4点をそれぞれ単品で購入すると、その合計額は7万5,600円となるが、ツーリングセローの車両価格はセロー250に対して5万400円アップに抑えられている。その名の通りツーリング性能がさらに強化されたセローの派生版は、エンジン性能やハンドリングばかりでなく、価格の面でも親しみやすい設定なのだ。

ヤマハ ツーリングセロー のここがポイント!
  • ● 機能性と積載性を高める4点アクセサリーキット
  • ● パーツのみを購入するよりもお得なパッケージ価格
  • ● セロー250ならではの扱いやすさとタフネスさ

ヤマハ ツーリングセローのライバルはこれだ!

  • ヤマハ
    セロー250

    2013年時点に新車で購入できるモデルの中で、セローシリーズのような機種はほぼないに等しい。ツーリングセロー最大のライバルは、価格が約5万円低いスタンダードセローだ。

  • ホンダ
    CRF250L

    ホンダの公道向け国内仕様オフロードモデルとしては久々の新型として、2012年5月に発売が開始された。セローに比べるとスポーティなルックスと装備だが、扱い易さも併せ持つ。

  • カワサキ
    KLX250

    「闘う4スト」のキャッチで90年代にデビューしたモデルがルーツ。2008年型以降は、舗装路での走行を以前よりも重視したような味付けだが、もちろんオフ走破性も高い。

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