ヤマハ TW225

掲載日:2009年11月03日 バイク購入ガイド        件のユーザーレビュー

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YAMAHA TW225

TW200からよりストリートにむけてモデルチェンジ
カスタムベースとしても人気の高い1台

ストリート向けバイクの定番モデルとして人気の高いTWシリーズですが、大別すると1987年にデビューしたTW200と、2002年から発売されたTW225に分けられます。TWシリーズは元来走破性の高さが特徴のトレールバイクでしたが、他のモデルには無い個性的なスタイルと手の出しやすい価格設定に後押しされ、ストリートバイクとして人気が高まっていました。そんな中徐々にオフ向けからオン向けに仕様変更が続いていましたが、2002年のフルモデルチェンジでセロー225ベースのエンジンを搭載、ブレーキ周りも前後ドラムからフロントディスクに変わり、TW225となりました。発売後は特に大きな変更もなく、違いは年度別のカラーのみ。なお、最終型である2007年式にはデビュー20周年を記念したアニバーサリーエディションが設定されています。

TW225は非常に人気の高いバイクであったため、中古在庫も非常に豊富。メーカー希望小売価格もあまり高額ではなかったため、程度によっては非常にリーズナブルな価格で入手することも可能です。また、カスタムベースとしての人気が高かったことを受け、カスタム済みの中古車が多いのも特徴のひとつ。他の車種にくらべてカスタムバイクの割合が特に高くなっており、場合によってはノーマル・新車よりも高額なプライスタグがつけられていることもあります。一時期ほどでは無いにせよカスタムベースとしての需要は未だ高く、多くのメーカーからアフターパーツがリリースされ続けているのもTW225ならではのセールスポイントとも言えます。そのまま楽しみたいライダーから、ディープにバイクライフを楽しみたいカスタムフリークまで、手軽な価格で愛車にできるTW225。あなたはどんな風にこのバイクを楽しみますか?

年式で見る ヤマハ TW225

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2003年式

TW225のデビューは1992年。これまでの198ccエンジンからセローをベースとした223ccエンジンを搭載。また、フロントブレーキがディスクタイプに変更されている。タイヤはTWのアイデンティティとも言える極太のものだが、パターンがオフロード兼用のブロックパターンからロード向けになっているのも特徴だ。

  • ● エンジンはセロー225がベースとなっている
  • ● ディスクブレーキ、ロード向けタイヤなどストリート向け装備を採用
  • ● 2003年まではソリッドカラーオンリーとなっている

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2004年式

この年、全色がビビッドなカラーに変更され、オレンジ色(ビビッドオレンジメタリック2)も復活した。また、水張り転写によるトライバル模様のグラフィックを初採用。これまでのソリッドカラーから、グラフィカルなものへと変更されている。それ以外の主要諸元には特に変更はなかった。

  • ● 人気の高いオレンジ色が復活した
  • ● 水張り転写によるグラフィックを初採用
  • ● 2005、2006はトライバルではなくスポーティなストライプ仕様を設定

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2007年式

TW225も排気ガス規制の強化には対応できず、2007年型が最終モデルとなる。奇しくもこの年はTWシリーズデビュー20周年。記念モデルとして発売された「TW225E 20th Anniversary Special Edition」はチェッカー模様のスペシャルグラフィックや特色フレームを採用しており、高品位な仕上がりが魅力だ。

  • ● 最終モデルは2007年式となる
  • ● 20周年記念モデル「TW225E 20th Anniversary Special Edition」が発売された
  • ● 生産終了後もカスタムベースとしては定番の地位をキープしている

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