ハスクバーナ TE250 / TC125 / TC85 / TC50 / TC65 スペック&インプレッション 特集記事

ハスクバーナ TE250 / TC125 / TC85 / TC50 / TC65 スペック&インプレッション

掲載日:2017年01月30日 記事カテゴリ 特集記事   

ライダー/渡辺学  写真/長谷川徹  まとめ/小川浩康
ハスクバーナ車両問い合わせ先/ハスクバーナモーターサイクルズジャパン

オールニューとして発表された2017ハスクバーナオフロードモデルが、いよいよ日本へ上陸。4スト・2ストともに軽量化が図られ、エンジンパワーを向上したというその実力を、JNCCチャンピオン渡辺学選手がテスト&インプレッション!

Husqvarna TE250

回転域で異なるエンジン特性が
乗りやすさと戦闘力を生み出す!

2スト2017モデルTEシリーズは、カウンターバランサーシャフトを装備し、振動を大幅に軽減。セルスターターも標準装備して、扱いやすさを向上しているのが特徴だ。

「パワーバンドに一気に入れてしまうと路面を掻くほどのパワーが出てきます。ただ、アクセルをていねいに開けていくと、低速からトルクがマッタリと立ち上がってきます。しかもそのトルクが粘り強いので、ギャップなどの衝撃にも負けず、アクセルを戻した時でもトラクションしてくれるんです。高回転では2ストのパワー、低中回転では4ストのようなトルクと、回転域でキャラクターが変わって、それが2ストと4ストのいいとこ取りになってますね。

前後サスはストローク量があって、初期からハイスピードまでよく動いてくれます。それでいて底突きをしないしっかり感もあるので、サス任せで走っていけます。ハンドリングもハスクバーナらしいシットリ感で、マシン挙動が急すぎない。2ストがほしいという人にはオススメの1台で、ぼくも今回の試乗でいちばん気に入った1台です」

シリンダーのウォータージャケットが新設計され、過酷な状況でも冷却性と放熱性を確保。クランクシャフト位置を変更することでケースをコンパクト化し、カウンターバランサーシャフトを搭載。振動を大幅に軽減している。

TE250 主要諸元

  • エンジン形式/水冷2ストローク単気筒
  • 排気量/249cc
  • ボア×ストローク/66.4×72mm
  • 圧縮比/N/A
  • エンジンスタート方式/セル・キック併用
  • 燃料供給装置/ミクニTMX38
  • ホイールベース/1495±10mm
  • 最低地上高/370mm
  • シート高/960mm
  • 燃料タンク容量/約10L
  • 半乾燥重量/約102.2kg

価格:106万円(税込み)

ENDURO SERIES DETAILS

ここでは2スト・4スト共通の変更点を解説。

ねじれ剛性を20%向上し、タテ剛性は30%削減したニューフレーム。6mm広く、2mm低くなり、600g軽量化。サブフレームはハスクバーナ独自の複合カーボンファイバー製で、1kg軽量化されている。

ハイグリップシートカバーを装備し、すべりやすい状況でのライディングポジション保持力が高められた。

10mm延長されたブレーキペダル。フットペグは排泥性が高められたエンデューロ専用デザイン。

高強度複合素材の新型エンジンプロテクターは、フレームにダイレクトに固定。不意に外れるトラブルを回避する。

フロントサスはWP製XPLOR48を新採用。左右にスプリングを装備し、リバウンド(右側・赤)とコンプレッション(左側・白)となっている。フォークトップのスクリューで調整が可能で、工具なしでプリロード調整もできる。

リアサスはWP製リンケージ式フルアジャスタブルショック。ダンピング性能を改善しつつ、360g軽量化されている。

Husqvarna TC125

ビギナーもOKな
ライトウェイト・モトクロッサー

エンデューロシリーズ同様に新エンジンとなった2ストモトクロッサーTCシリーズ。マップセレクトスイッチも標準装備となっている。引き続き渡辺選手がテスト。「サスセッティングは硬めで、まさにモトクロッサーというしっかり感です。パワーは125なので、ちょっと細さがあって、ギャップに当たった時などにエンジン回転が下がることがあるのですが、それを車重の軽さがカバーしてくれます。トラクションが抜けることがなく、つねに前に進む感じがあるので、モトクロスビギナーでも扱いやすいと思います。高回転まで回せるハードパックな路面だと、軽さと2ストらしい吹け上がりが楽しめますね」

TCシリーズはラジエターシュラウドが白地になっている。’17モデルから2ストは全車、ミクニ製TMX38キャブレターが標準装備。外気温や天候の影響を受けにくく、セッティングが容易。

TC125 主要諸元

  • エンジン形式/水冷2ストローク単気筒
  • 排気量/124.8cc
  • ボア×ストローク/54×54.5mm
  • 圧縮比/NA
  • エンジンスタート方式/キック
  • 燃料供給装置/ミクニTMX38
  • ホイールベース/1485±10mm
  • 最低地上高/375mm
  • シート高/960mm
  • 燃料タンク容量/約7L
  • 半乾燥重量/約87.4kg

価格:82万円(税込み)

Husqvarna TC85

際立つ軽さのミニ・モトクロッサー

クロモリフレームにアルミ製サブフレームを組み合わせ、抜群の安定性を誇る。Formula製ブレーキ&油圧クラッチシステムと、85クラスで先進のメカニズムも搭載している。

「高回転までサクッとキレイに回るエンジンですね。しっかりと高回転をキープして走れれば、かなり速いですよ。前後サスもしっかりしているので、大人が乗っても頼れるし、リアタイヤのグリップ感も分かりやすいです。クセのない乗り味で、2スト・ミニモトの狙い目の1台です」

TC85 主要諸元

  • エンジン形式/水冷2ストローク単気筒
  • 排気量/84.9cc
  • ボア×ストローク/47×48.95mm
  • 圧縮比/NA
  • エンジンスタート方式/キック
  • 燃料供給装置/ケーヒンPWK28
  • ホイールベース/1290±10mm
  • 最低地上高/377mm
  • シート高/890mm
  • 燃料タンク容量/約5L
  • 半乾燥重量/約68.5kg

価格:58万円(税込み)

キッズレーサーもラインナップ!

待望のハスクバーナ製キッズレーサーが日本で販売されることになった。前後サスはWP製で、フロントブレーキはウェーブディスクを装備。TC50は自動遠心クラッチ、TC65は油圧クラッチ&6速ミッションを搭載。キッズの体格とスキルに合わせたマシン選びが可能で、本格的なモトクロス走行が楽しめる仕上がりとなっている。

HusqvarnaTC50
価格:37万円(税込み) 2016年末発売

HusqvarnaTC65
価格:47万円(税込み) 2016年末発売

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