動画で紹介! ブレーキフルードの交換(後輪)

掲載日:2018年11月05日 バイク動画    

動画・写真・文/太田 潤(萬指南処:塾長)

ツーリングライダー虎の穴

ツーリングライダーの心得 その67
ブレーキフルードの交換(後輪)

※ご注意:このフルード交換(前後輪共に)方法は、マスターパック付きなど一部の外車には適応しませんのでご注意ください

今回は前回に引き続きブレーキフルードの交換動画です。基本的には前輪(フロント)と同じ作業になりますので、前後輪同時交換が標準だと覚えておきましょう。ブレーキパッドの磨耗を気にする事も大切ですが、ブレーキフルードの劣化やエア混入にも注意する必要があることをお忘れなく!

250cc以上のバイクで車検をショップ依頼している場合はショップが交換しているハズですが、ユーザー車検をしている人の中にはフルード交換を忘れて車検を通すことも有り得るので危険だと思います。特に250cc以下の軽・原付二輪になると交換をすっかり忘れて、10年以上も無交換という恐ろしい話も聞きますのでくれぐれも忘れないようにして欲しいと願います。

フルード交換を実施することでブレーキラインに混入したエアーも抜けてブレーキタッチが格段に向上するので、「最近どうもブレーキタッチが悪くなった」という方にもブレーキフルードの交換(エア抜き)をおススメします。ブレーキフルードが新しくなればマスターシリンダーやキャリパーのゴム部品の性能保持も期待出来るから、マスターやキャリパーのオーバーホール頻度も少なくなるって良いことばかりですよ。

ブレーキフルードは吸湿性が高く、空気中の水分を吸収して性能が落ちると同時にブレーキラインの中で加熱される事で気泡が発生し、いわゆる「エア噛み」も発生します。市販バイクに多く採用されているDOT4の新油の沸点は230℃以上ですが1~2年の使用で沸点は150℃位まで低下します。沸点が低下すればフルードは沸騰しやすくなり、気泡の発生量も増えてブレーキタッチの悪化や、恐ろしいベーパーロック現象も発生しやすくなって危険です。

ぜひフルードが茶色(新油は透明)になる前に交換して安全に走りましょう。ツーリング使用なら1年に1度が理想的、最低でも2年に1度は実施するべきです。

尚、ハーレーに使用されているブレーキフルード(DOT5)は他のフルードと成分が全く違うので、純正品以外のフルードの使用、及び混用は厳禁なので注意してください。

初心者の方でこの動画を見ても作業に自信が持てない場合は、必ず作業に慣れた方の監督指導の元で作業するようにしてください。いい加減な作業は危険が伴うことをくれぐれもお忘れなく、慎重に作業してください(動画を見てフルード交換の重要性を知ってくれるだけでもセルフメンテのスキルアップになっていると思います)。

動画で紹介!ツーリングライダーの心得その67

必要な道具は基本的にフロントブレーキと同じですが、CB1100の場合+ドライバーは後輪には不要です。何度もしつこいようですがハーレーには必ず指定フルードを使いましょう。他銘柄の流用や混用は厳禁です。

動画で紹介!ツーリングライダーの心得その67

このエア抜き作業はぜひとも最後にやってください。もちろんフロントも同じです。これでエアを完全に抜けた事が確認できて安心感が増します。未経験の場合は理解に時間が掛かるかもしれませんが、判るまで何度かご覧ください。

動画で紹介!ツーリングライダーの心得その67

動画の中では俗称の「コンビブレーキ」と言っていますが、正式にはコンバインドブレーキ」(後輪ブレーキを操作することで、フロント側にも弱いブレーキが掛かる仕組み)です。CB1100の場合は右側にしかブリュードスクリューが無いので、判りやすいと思います。もちろんフルードは後輪側のリザーブタンクのモノを使っています。

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