動画で紹介! エアー(タイヤ)ゲージの示す数値にご用心

掲載日:2018年08月20日 バイク動画    

動画・写真・文/太田 潤(萬指南処:塾長)

ツーリングライダー虎の穴

ツーリングライダーの心得 その61
エアー(タイヤ)ゲージの示す数値にご用心

この「ツーリングライダーの心得」では何度もタイヤの空気圧チェックについて触れていて「煩いなぁ~」と持っている人も居ると思いますが、まだ多くのライダーがタイヤ空気圧に無関心なことも事実なのでシツコイけれど安全のために今週も言わせて頂きます。

今回はいつものようなハウツウ(料理・バイクメンテ)動画ではなく、基準になり信用できるエアー(タイヤ)ゲージを持って、もっと快適に! そして安全に走行しましょう、という動画になっていますので参考にして、御自分が納得できるエアーゲージを入手していただければ幸いです。

四輪車(クルマ)に比べて、内包している空気量が基本的に少ないバイクタイヤの空気圧は、繊細にチェックしないとスグに減ったり増えたりしてしまいますから、空気圧チェックは正確に作業して欲しいと思います。もちろん公道走行ならば0.1~0.2K程度であれば誤差として認めても大丈夫ですが、0.5K以上違ってくると操縦安定性に大きく影響するのでご注意ください。

また春先(まだ外気温が低い時期)に空気圧チェックをしてそのままの場合は、熱膨張により、規定値よりも高圧になっていることもあるので、そんな場合は減圧して適正値に調整しておきましょう。

動画で紹介!ツーリングライダーの心得その61

どちらが正確な数値なのか確証はありませんが、私的感覚(経験上)では6Kまで測定可能なゲージの値がより「正確」という印象です(映像のゲージについてです)。また余談ですが空気圧の上限は1プライにつき1Kが上限だと思っていてください。例えば4プライのタイヤなら空気圧の上限は4Kまで! と覚えておけば安全が確保できると思います。

動画で紹介!ツーリングライダーの心得その61

公道を走行するバイクタイヤの空気圧は基本的に冷間時(外気温とほぼ同じ)に測定します。走行直後でタイヤが熱を持っている場合は、空気の熱膨張を加味しながら調整する必要があることも覚えておきましょう。

動画で紹介!ツーリングライダーの心得その61

空気の充填をガソリンスタンドなどで行う場合、装備されているエアーチャックは自動車用です。映像のようにストレートタイプのバルブを装着していると、充填困難になる事もシバシバではないでしょうか?そんな時はこのようなアダプターを持参すると大変便利だと思います。ただしこのアダプターは装着時と取り外し時には必ずエアーが漏れますので、その漏れを計算にいれてチェックする必要があると事もお忘れなく。

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