動画で紹介!ダッチオーブンのメンテナンス

掲載日:2018年03月12日 バイク動画    

動画・写真・文/太田 潤(萬指南処:塾長)

ツーリングライダー虎の穴

ツーリングライダーの心得 その38
ダッチオーブンのメンテナンス

大型バイクに乗るライダーが増えて、パニヤやトップケースを装備している人がたくさん目につく印象の昨今です。バイクキャンプも昔のように質素な装備で楽しむよりも、オートキャンプ並みの装備で快適豪華なキャンプを楽しむライダーがとても多く見受けられるようになりました。

かつてはバイクに積むには少し重すぎた印象のダッチオーブンも持参して、キャンプを楽しむ方がたくさんいるのには驚きますが、考えてみれば10インチのダッチオーブンならトップケースに収納することは簡単なことですね。

そこで今週はオフシーズンに放置して、軽度の錆びやカビを発症させてしまったダッチオーブンのリカバリー(メンテナンス)方法を紹介します。

映像で例題にしているのはオールドスタイルの12インチ、キャンプ・ダッチオーブン(レギュラータイプ)ですが、もっと小さくても、ディープタイプでも作業方法は同じです。また作業にはオリーブオイルを使いますが、持っていない場合は無塩の食用油で代用しても大丈夫です(価格と性質上オリーブオイルがおススメです)。

映像では洗浄時に洗剤(台所洗剤)を使っていますが、ダッチオーブンには洗剤を使わないのが定説です。映像でも解説していますが、万一洗剤使用が不安な場合は洗剤を使わずに洗浄してください(他の作業に変わりはありません)。

今回の映像で紹介するメンテナンスは、錆びやカビを発症させた時に行うモノで通常は使用後、清潔にしたら薄くオリーブオイル(食用油)を塗るだけでOKです。

動画で紹介!ツーリングライダーの心得その38

今回使用する道具は、1薄めた台所洗剤/2焼き網用のスクレーパーとワイヤーブラシが一体になったモノ/3アルミのタワシ(台所用)/4水。洗剤はお好みで省略も可能です。

動画で紹介!ツーリングライダーの心得その38

作業中に2回オイル(食用)を塗りますが、最初は少し多めにタップリと塗ってください。

動画で紹介!ツーリングライダーの心得その38
動画で紹介!ツーリングライダーの心得その38

ダッチオーブン本体とフタを空焼きしますが、オリーブオイル(無塩食用油)から出る煙が完全に無くなるまでジックリ焼いてください。火床は焚火ではなく、ガス等のバーナーでもOKですが、煙がでるので屋内作業は止めましょう。

こちらの記事もおすすめです

この記事に関連するキーワード

新着記事

タグで検索