自分でできる!? 原付二種のマフラー交換【HONDA GROM】編 メンテナンス

自分でできる!? 原付二種のマフラー交換【HONDA GROM】編

掲載日:2018年08月13日 メンテナンス    

文/丸山淳大 写真/モトメンテナンス編集部
記事提供/モトメンテナンス編集部
※この記事はモトメンテナンス130号別冊付録「オートバイのメンテナンスをはじめる本」Vol.4に掲載された内容を再編集したものです。

空冷シングルエンジンなら
フルエキマフラーの装着も簡単!?

中型~大型へとステップアップするライダーのエントリーモデルとして、そしてベテランライダーのセカンドバイクとして、いつの時代も人気を集めているギア付き原付二種モデル。中でも人気のホンダ「GROM」は、アフターマーケットパーツも多く、自分好みにカスタムするのも楽しみ方のひとつなのだ。そしてカスタムの定番といえばマフラー交換である。空冷シングルエンジンは構造もシンプルで、マフラーの脱着も簡単である。自分で挑戦してみるのもお勧めなのだ!!

(上)ノーマルマフラー装着時、(下)SP忠雄PURESPORT Megaphone装着後/エキパイ長を長く取るためにエンジン下で円を描かせるように取り回すことでトルクアップを実現。信号からの1速発進で如実な変化を体感でき、そのまま高回転域の伸びへと繋がるので、低回転を多用する街乗りでも乗りやすさが向上する。小型でアップタイプのメガホンサイレンサーは溶接痕も美しく、スタイリングも大きな魅力。サイレンサー固定にスプリングやバンドを使用しないので装着も比較的容易だ。

●ホンダ GROM用・SP忠雄PURESPORT Megaphone 5万9,800円(税抜き)/スプリングやサイレンサーバンドを使用せず、サイレンサー固定はタンデムステップのシャフトを付属ボルトに変更して装着するので、特殊な工具は必要無いだろう。精度が非常に良かったので、装着に苦労することは無かった。オリジナリティ溢れるデザインで、見た目もGOOD!!

火傷しないようにマフラーが冷えている状態で12mmのフランジナットを緩める。固着しているときは、浸透性のある潤滑剤をスプレーする。くれぐれも無理してスタッドボルトを折損しないように。

サイレンサー部のボルトナットを緩めてすぐに外れる状態にしておく。ボルト側を固定してナットを緩め、緩んだらボルト側をラチェットで早回しして抜き取ると、作業スピードが向上する。

車体下には消音目的と思われる大きな膨張室が設けられており、車体左右からボルト2点でフレームに固定されているので外す。外すとマフラーが落ちてくるので、地面に座って両足で受け止める。

緩めておいたサイレンサーマウント部分を外し、マフラーを落とさないように両手で持って下へ下げてから取り外す。エキゾーストフランジやサイレンサーステーで車体に傷をつけないように注意。

排気ポート部分にエキゾーストガスケットが張り付いているので、マイナスドライバーなどで剥がしとっておく。簡単に剥がれる場合もあるが、頑固だと崩壊してしまうこともある。

そのまま再使用できてしまうこともあるが、排気漏れの原因となるので、新品のエキゾーストガスケットに交換しておきたい。今回はホンダ純正品を準備した。排気ポート部にセットしておく。

エキゾーストフランジが滑り落ちないように、タイラップ等で仮固定すると良い。今回のようにシングルエンジンならまだ良いのだが、四気筒車などはこのひと手間で作業性がかなり向上する。

エキゾーストフランジナットは高温に晒されるので、ねじ山が焼き付いて固着しやすい。次に緩めるときのためにも銅を配合した耐熱グリスを塗布しておくと焼き付きを防ぐことができる。

まずはエキゾーストパイプを支えつつ、エキゾーストフランジナットを手締めする。ただしこの時点では本締めせず、エキパイがある程度動いて最終的な位置決めができるように仮締めに留めておく。

エキパイは一箇所フレームに固定される。アルミカラーとワッシャーが入るので忘れずに。この部分も最初は仮締めにしておく。マフラー装着は最初にすべてのボルトを仮締めすることが正しい手順だ。

割りピンを抜いてタンデムステップのピボットシャフトをマフラー付属のものに交換する。ステップ自体を外す必要は無く、シャフトのみ交換できるはずだ。組み付け前にグリスを塗っておこう。

サイレンサーを挿入する。きつくて入らない場合は、薄くグリスを塗っても良い。逆にゆるすぎる場合は、シリコン系の液体ガスケットを塗布することで、ある程度排気漏れを防ぐことができる。

タンデムステップのピボットがサイレンサーの固定ボルトを兼ねている。こちらもあくまで仮締めに留める。この時点でマフラーが車体にガッツリ干渉しているなら、取り付け手順を見直そう。

エキゾーストフランジを仮固定したタイラップを忘れずに切り取っておく。付けたまま、エンジン始動するとタイラップが溶けてエキパイに焼きついてしまい、磨くはめになるので気をつけよう。

すべてが仮固定の状態で、マフラー全体をゆすって最適な取り付け位置に落ち着かせ、フランジナットから順に本締めしていく。エンジン始動前に忘れずにパーツクリーナーなどで脱脂洗浄しておこう。

使った工具/8、12mmのソケット、ガスケットを剥がすマイナス、タンデムピボットの割りピンを抜くためのニッパーなど、一般的な工具類で事足りる。手持ちの工具を使って自分で装着してみてはいかがだろうか!?

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