総額いくらかかるのか!? 不動スクーター【ホンダ・ジョルノ】を激安再生!! 第11回

掲載日:2018年10月19日 メンテナンス    

文/丸山淳大 写真/モトメンテナンス編集部
記事提供/モトメンテナンス編集部
※この記事はモトメンテナンス増刊「バイクメンテビギナーズ」に掲載された内容を再編集したものです。

燃料タンクの錆びは無かったものの外見をリフレッシュ
フレームやスタンドなどは、スプレーで適当ペイント!!

細かな部品の集合体であるバイクを復活再生させるためには、本当に細かな作業のオンパレードとなる。100万のバイクも無料のバイクもかかる手間は一緒。それを承知で作業にあたらないと途中でくじけそうになるので肝に銘じたい。

保管状況の悪さからか、フレーム下周りの錆、腐食が酷かった。そのまま組み上げても良かったのだが、分解されている時にこそペイントでお色直しチャンス。なるべく手抜きのお手軽仕上げとする。

適当に脱脂をしてマスキングもせずに門扉とかを塗る用のアクリルラッカースプレーでペイントした。ホームセンターで適当に色を選んだので、かなり色味が違うがそこはよく見えないしご愛敬。

マスキング無しなのでハーネスやワイヤー類にも塗料が付着してしまうのだが、付いた塗料はすぐに拭き取ればOK!! ほんの数分でフレームの適当お色直しは完了。外装が付けば綺麗に見える。

しかし、エンジン始動して走った時の感動は無料のバイクも100万のバイクも一緒なのだ!! ジョルノのフレームは外装を装着すると外から見えないのだが、フレーム下回りは酷い錆だったので錆び止めとしてスプレーペイントで近似色を塗っておいた。

スタンドも黒というより錆色だったので、これまたワイヤーブラシで適当に錆を落として脱脂して手持ちのシャシーブラックで塗った。シャシーブラックは錆止め効果もあり、適当塗りには最適!?

適当に塗ったフレームと適当に塗ったスタンドが組み合わされると遠目にはなんとなく美しい仕上がり。特に黒モノと呼ばれるスタンド類や下周りが綺麗に見えるとバイクは綺麗に見える。

やはり保管環境の影響からか、燃料タンクは真っ赤に錆びていた。しかし、中に錆が無かったのは幸いである。見えない部分ではあるのだが、燃料ホース交換がてらに塗ってしまうことにした。

また、燃料タンクの外側はペイントされていなかったこともあり、錆が酷かったので外側のみペイントしておいた。ただし、耐ガソリンペイントではなかったので、ガソリンがこぼれてしまったらペイントは駄目になってしまうのだが、そこはまあ良しとすることにします。

ガソリンをすべて抜いてコックを外し、燃料フィルターを見てみると、結構なゴミが付着していたので綺麗に掃除しておいた。このゴミがキャブレターまで流れるとオーバーフローの原因となる。

フィルター、燃料コックは再使用するが、Oリングは新品に交換。価格は189円(税込)だった。タンクもシャシーブラックで塗ったので、ガソリンがこぼれたらすぐ塗装が溶けてしまうだろう。

燃料ホースに亀裂は無かったが、硬化が酷かったので手持ちの新品燃料ホースを長さを合わせてカットして使用した。汎用の耐油ホースはホームセンターなどで手に入る。必ずガソリン用を使おう。

フロントフェンダーはフォークの突起にはまる爪部分が割れて破損していた。これだけで交換するわけにはいかないので、はんだごてによる溶着修理することにした。フェンダーはABS樹脂なので溶接用にABS樹脂製のスイッチプレートを用意した。

ジョルノのフェンダーはボリュームのあるデザインで前後に分かれる構造になっている。破損していたのは前側で、左右の爪が割れていた。これはかなり無理のある構造のような気がする。

樹脂を溶接して修理する際は、同種の樹脂を使う必要がある。フェンダーはABS製だったので、ホームセンターでABSのスイッチパネル108円(税込み)を買ってきて、これで欠損部分を作ることにした。

スイッチパネルをニッパーで適切な大きさに切って、はんだごてで溶かしつつ溶接していく。温度が上がりすぎた場合は水で濡らしたウエスにはんだごてを付けて温度調節した。

溶接固定の上から樹脂用接着剤で上から覆ってかなりがっちり爪を再生できた。これで当分は大丈夫だと思われる。外から見えない場所なので見栄えよりも強度優先の処置にした。

2ストオイルはオイルタンクの半分くらい残っていた。乳化もしていないし、まだ使えそうだが、オイルタンクの外側はオイリーに汚れていたので、クリーンナップしておいた。

オイルタンクの出口の部分にはフィルターが入っている。フィルターの目が詰まるとオイル供給できなくなってしまうので、チェックしたおいたところ、若干の繊維汚れがあったので、取り除いておいた。

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