掲載日:2016年06月17日 メンテナンス
記事提供/モトメンテナンス編集部(Facebookページ) 取材協力/スリーピークス技研
握力を加えても手が痛くなりづらいエラストマー仕様のトラスねじプライヤーの全長は175mmで、ロック機構付き小ねじバイスは130mm。いずれも、いざというときに持っておくと安心できる工具だ。
ねじやボルト類を回すにはドライバーやスパナを用いるのが原則だが、ネジ山が潰れたり六角の角が崩れて工具が掛からなければ使えない。そんな場合は力ワザもやむを得ないが、なるべくスマートに作業するには、ネジやボルトをガッチリホールドできる工具を使うことが重要だ。一見すると通常のペンチのようなトラスねじプライヤーは、平行四辺形のくわえ部分(メーカーではダイヤ型と表現)によりねじ類を3点で掴める。3点で掴むことで2点、4点より高い圧力を加えられるため、より力強い緩め作業が可能になるのだ。先端部分も3点掴みを可能にするデザインとなっているのがポイントだ。
横方向の2カ所に加えて先端部分もダイヤ型とすることで、M2~M4のトラスねじとM1.6~M6のなべねじを緩めることができる。
小ねじバイスの注目ポイントは先端部分の形状。ダイヤ型にデザインすることで、潰れたビスやボルトを3点で掴むことができるのだ。
希望小売価格 2400円(税抜)
希望小売価格 1554円(税抜)